最後の浮世絵師 月岡芳年

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年11月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
200
ISBN:
9784040822006
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最後の浮世絵師 月岡芳年

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年11月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
200
ISBN:
9784040822006

谷崎に、乱歩に、三島に衝撃を与えた鬼才・月岡芳年の主要作品と一堂に

第1章 怪異の百物語――和漢百物語
第2章 血みどろの光悦――無残絵の世界
第3章 ○○そうな女――風俗三十二相
第4章 躍動する英雄――英雄絵のダイナミズム
第5章 狂おしき色恋――描かれた情念
第6章 妖怪たちの宴――新形三十六怪撰
第1章 怪異の百物語――和漢百物語
第2章 血みどろの光悦――無残絵の世界
第3章 ○○そうな女――風俗三十二相
第4章 躍動する英雄――英雄絵のダイナミズム
第5章 狂おしき色恋――描かれた情念
第6章 妖怪たちの宴――新形三十六怪撰

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「最後の浮世絵師 月岡芳年」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 月岡芳年さんのこの絵!三島由紀夫さんをはじめ多くの著名人に注目された。おどろおどろしい絵図。精神的な病で54歳で他界されている。私は月岡さんを知りたかった。 月岡芳年さんのこの絵!三島由紀夫さんをはじめ多くの著名人に注目された。おどろおどろしい絵図。精神的な病で54歳で他界されている。私は月岡さんを知りたかった。
    ちゃとら
    2020年09月08日
    54人がナイス!しています
  • 芳年の最も廉価で入手し易いコンパクトな画集ではなかろうか。私は浮世絵の良いファンではない。奇怪に思う事もしばしばある。しかし芳年を初めて見た時、素直に「いい!」と思った。本書を通読して、かつて何度か見 芳年の最も廉価で入手し易いコンパクトな画集ではなかろうか。私は浮世絵の良いファンではない。奇怪に思う事もしばしばある。しかし芳年を初めて見た時、素直に「いい!」と思った。本書を通読して、かつて何度か見た絵に改めて新鮮な気持ちになれた。昔の私は興味が無かった芳年の美人画だが、今見ると凄く良い。浮世絵の類型の中に光る絶妙な可憐さにハッとする。ダイナミックな時を力ずくで止めた様な武者絵。人物は動かないのに、静かに冷たい風が吹いているかの様な絵。少し淋しい芳年の絵だが、狸が坊主になって寺を守る可愛い絵もある。 …続きを読む
    さらば火野正平・寺
    2018年02月22日
    52人がナイス!しています
  • 時代劇『必殺仕掛人』のOPにも使用された血みどろ絵、「英名二十八衆句」の印象があまりに強い月岡芳年。しかし実際血みどろ絵を描いた期間は短く、題材は妖怪画、武者絵、美人画と多岐にわたる。血みどろ絵も妖怪画 時代劇『必殺仕掛人』のOPにも使用された血みどろ絵、「英名二十八衆句」の印象があまりに強い月岡芳年。しかし実際血みどろ絵を描いた期間は短く、題材は妖怪画、武者絵、美人画と多岐にわたる。血みどろ絵も妖怪画もその源流は武者絵にあるという筆者の指摘はもっともで、「英名二十八衆句」もふくらはぎや上腕の隆々とした筆使いは武者絵のそれ。「芳年武者无類」のストップモーションのような構図も良く、集大成「新形三十六怪撰」も円熟味とパンキッシュな配色が融合した不思議な味わい。小さいけど図版が多く楽しい読書だった。 …続きを読む
    二笑亭
    2023年01月07日
    6人がナイス!しています

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