さぶ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784041062340
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さぶ

  • 著者 山本 周五郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784041062340

男の成長と友情に、涙が止まらない。不朽の名作が読みやすくなって新登場!

無実の罪で島流しとなった栄二。世を恨み、意固地になった彼の心を溶かしたのは、寄場の罪人たち、そして弟分のさぶがくれた、人情のぬくもりだった……。成長、そして友情を巧みに描いた不朽の名作。 無実の罪で島流しとなった栄二。世を恨み、意固地になった彼の心を溶かしたのは、寄場の罪人たち、そして弟分のさぶがくれた、人情のぬくもりだった……。成長、そして友情を巧みに描いた不朽の名作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「さぶ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 本書は人足寄場の仕組みを具体的に描いている。現代の福祉制度以上に考えられている面があると感じた。現代の福祉制度が見習う面もあるのではないかと感じるほどである。当時の役人は現代の公務員以上に真面目に考え 本書は人足寄場の仕組みを具体的に描いている。現代の福祉制度以上に考えられている面があると感じた。現代の福祉制度が見習う面もあるのではないかと感じるほどである。当時の役人は現代の公務員以上に真面目に考え、仕事に取り組んでいたと感じた。一方で癒着や腐敗によって制度が駄目になる脆さも描いている。 …続きを読む
    だまし売りNo
    2018年09月29日
    5人がナイス!しています
  • 「君と読む場所」で取り上げられていたのでピックアップ。表具職人の奉公人「英二」は冤罪をきっかけに寄せ場送りとなる。その寄せ場で人足や役人と触れ合うことで人生を見つめ直すことになる。寄せ場にいることを聞 「君と読む場所」で取り上げられていたのでピックアップ。表具職人の奉公人「英二」は冤罪をきっかけに寄せ場送りとなる。その寄せ場で人足や役人と触れ合うことで人生を見つめ直すことになる。寄せ場にいることを聞きつけて訪ねてくるのは職人の同輩である「さぶ」。「さぶ」のことを実直だが愚鈍で要領が悪いとおもっていた「英二」は徐々にその考えに疑問を持つようになる。そう語り手である主人公は「英二」である。なぜ「さぶ」なのか。その疑問を持ちながら読み進めるとそれこそがキーなのかと解る、かも? …続きを読む
    radish
    2022年01月02日
    2人がナイス!しています
  • 山本周五郎の「さぶ」。題名は知っていたけど、名作中の名作でかえって読みそびれていた。小説の中の人物がいい。ひたむきに生きる人々の価値観や思いが文章の端々から感じられて、今の世の中にも繋がる何かを考えな 山本周五郎の「さぶ」。題名は知っていたけど、名作中の名作でかえって読みそびれていた。小説の中の人物がいい。ひたむきに生きる人々の価値観や思いが文章の端々から感じられて、今の世の中にも繋がる何かを考えながら読んだ。 …続きを読む
    ちゃこ
    2018年04月30日
    2人がナイス!しています

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