- 著者 小嶋 陽太郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年10月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041062272
今夜、きみは火星にもどる
- 著者 小嶋 陽太郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年10月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041062272
僕は彼女のために何ができたのだろう。限りなく切ない青春小説。
「私、火星人なの」
――必死なまなざしでそう語り続ける佐伯さんに、僕は恋をした。
夏休みの数学の補修を一緒に受けながら
毎日彼女のいる火星の白昼夢を見るほど、気持ちはつのるばかり。
誰もいない校舎で、夜のグラウンドで、ゲームセンターで、
佐伯さんとの距離はだんだん近づいていったが、
彼女は自分の家のことを決して話そうとしないまま、別れの時が迫っていた。
行き場のない想いを抱えた高校生たちの青春小説。(単行本『火星の話』改題)
――必死なまなざしでそう語り続ける佐伯さんに、僕は恋をした。
夏休みの数学の補修を一緒に受けながら
毎日彼女のいる火星の白昼夢を見るほど、気持ちはつのるばかり。
誰もいない校舎で、夜のグラウンドで、ゲームセンターで、
佐伯さんとの距離はだんだん近づいていったが、
彼女は自分の家のことを決して話そうとしないまま、別れの時が迫っていた。
行き場のない想いを抱えた高校生たちの青春小説。(単行本『火星の話』改題)
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「今夜、きみは火星にもどる」感想・レビュー
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自分が火星人だと語る佐伯さんが気になって仕方ない国吉。突如数学で0点を取って留年の危機に陥った彼と、行き場のない想いを抱えた友人たちの青春小説。国吉が夏休みの数学の補修で毎日見る彼女と火星の白昼夢をき …続きを読む2017年11月04日42人がナイス!しています
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市営グラウンドで走るのを見つめている高見さんがいてくれてよかった。2018年01月14日29人がナイス!しています
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自分は火星人だ、という女子と、彼女に惹かれていく男子の話。このあらすじが、読み始める前と読後で意味ががらっと変わる。とても鋭く澄んだ、綺麗な青春小説でした。火星の話も、おとぎばなしのようで美しかった。 …続きを読む2018年01月07日23人がナイス!しています