世界一孤独な日本のオジサン

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年02月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
224
ISBN:
9784040821887
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世界一孤独な日本のオジサン

  • 著者 岡本 純子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年02月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
224
ISBN:
9784040821887

日本のオジサンが危ない。「孤独」は日本の最も深刻な病だ!

日本のオジサンは世界一孤独だ。寂しく、不機嫌なオジサンにならないために、今から何をしておくべきか。人生後半戦を豊かに生きるために、30~50代のうちから読んでおくべき本。

「孤独」は健康リスク
2018年1月17日、イギリス政府が「孤独担当相」を新たに任命するという衝撃的なニュースが世界を駆け巡った。「孤独」は今、世界各国で、今世紀最大の「伝染病」として危惧されている。

孤独のリスクは、1日たばこ15本を吸うことやアルコール依存症であることに匹敵。運動をしないことや肥満を上回り、孤独な人は早死にするリスクがそうでない人に比べ50%も高い。

しかし、実はイギリスより事態が深刻で、「世界一孤独な国民」、それは日本人だ。「孤独」はもはや、「国民病」として、多くの人の心身を蝕んでいる。人々や政府の関心が急速に高まり、対策が進められる海外に比べ、日本では、国も人々もメタボやがん対策などには力を入れても、この「万病のもと」に関心を向けることはあまりない。特にこの「孤独」の犠牲者になりやすいのが、中高年の男性だ。その大きな原因は、日本独特の社会環境やオジサンの「コミュ力」にある――。

本書では、日本における「孤独」の現状やその背景を探りつつ、「孤独対策」先進国イギリス・ルポなども収録し、将来、孤独にならないために、30代から始めておくべき具体的かつ有効な対策を提示する。
日本のオジサンは世界一孤独だ。寂しく、不機嫌なオジサンにならないために、今から何をしておくべきか。人生後半戦を豊かに生きるために、30~50代のうちから読んでおくべき本。

「孤独」は健康リスク
2018年1月17日、イギリス政府が「孤独担当相」を新たに任命するという衝撃的なニュースが世界を駆け巡った。「孤独」は今、世界各国で、今世紀最大の「伝染病」として危惧されている。

孤独のリスクは、1日たばこ15本を吸うことやアルコール依存症であることに匹敵。運動をしないことや肥満を上回り、孤独な人は早死にするリスクがそうでない人に比べ50%も高い。

しかし、実はイギリスより事態が深刻で、「世界一孤独な国民」、それは日本人だ。「孤独」はもはや、「国民病」として、多くの人の心身を蝕んでいる。人々や政府の関心が急速に高まり、対策が進められる海外に比べ、日本では、国も人々もメタボやがん対策などには力を入れても、この「万病のもと」に関心を向けることはあまりない。特にこの「孤独」の犠牲者になりやすいのが、中高年の男性だ。その大きな原因は、日本独特の社会環境やオジサンの「コミュ力」にある――。

本書では、日本における「孤独」の現状やその背景を探りつつ、「孤独対策」先進国イギリス・ルポなども収録し、将来、孤独にならないために、30代から始めておくべき具体的かつ有効な対策を提示する。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

序章: 最も危険なリスクファクター ―― それは「孤独」
第1章:孤独なオジサンたち
     “やりがい搾取”された営業マンの悔恨/妻が妬ましい夫、夫が疎ましい妻/「高齢男性の引きこもり」という大問題 ほか
第2章:孤独は「死に至る病」
     パンデミック化する「孤独」/ なぜ、孤独は心身を蝕むのか/都市化が孤独を加速する/
     高齢者はキレやすいのか?/世界一不幸な日本の高齢者 ほか
第3章:孤独の犠牲になりやすいオジサン
     世界一寂しい日本の中高年男性/定年退職という呪縛/定年が怖い男たち/「名刺」に依存するオジサンたち/
     男のプライドという厄介な代物 /「男らしさ」の縛り/「忙しい」と見栄を張りたい現代人 ほか
第4章:オジサンたちのコミュ力の“貧困”
     ほめないオジサン、ほめられないオジサン/世界で一番、会社が嫌いな日本人/会社というムラ社会/
     ダメ出しがデフォルトのオジサン/話したがるが、話を聞かない日本のオジサン ほか
第5章:孤独の処方箋
     孤独対策先進国イギリスの取り組み/「喪失」のダメージを受けやすい男性/
     ペットやソーシャルメディアは孤独を解消するのか/「億劫さ」を乗り越えて ほか
第6章:孤独にならないために
     老後に向けて蓄えるべきは「カネとコネとネタ」/「孤独の迷宮」に入り込まないために ほか

「世界一孤独な日本のオジサン」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 序章で最も危険なリスクファクター、それは孤独と書かれていた。読んでいくうちに見に覚えがある、自分だ!でも孤独の捉え方か決めつけ敵であまり納得できなかった。孤立と孤独を混同している気もするしなにより年を 序章で最も危険なリスクファクター、それは孤独と書かれていた。読んでいくうちに見に覚えがある、自分だ!でも孤独の捉え方か決めつけ敵であまり納得できなかった。孤立と孤独を混同している気もするしなにより年をとってのつながりがそんなにたいしたものか。ひとりで読書しようが映画を見ようが海へ行って寝転ぼうがいいではないか。本を読むなんてみんなでガヤガヤと読むものでもないし結局はひとり。孤独をそんなに気にするほうが危険なリスクファクターだよ。 …続きを読む
    kinkin
    2018年04月27日
    109人がナイス!しています
  • 日本だけではなく、世界的に人々の精神や肉体を蝕む「孤独」は、最も深刻な病の一つとなっている。おじさんが「孤独」になっている要因は、会社というムラ社会があり、終身雇用・長時間労働・低賃金・閉塞的な企業文 日本だけではなく、世界的に人々の精神や肉体を蝕む「孤独」は、最も深刻な病の一つとなっている。おじさんが「孤独」になっている要因は、会社というムラ社会があり、終身雇用・長時間労働・低賃金・閉塞的な企業文化などの背景が一つある。またおじさんの「孤独」は、結婚しているから解決する話ではないところが目から鱗だった。男性は「妻」に依存している確率が高く、先立たれてしまうと、そのまま誰も頼りにする人がいなくなり、「孤独」になる。女性は、ママ友や習いごとのコミュニティに入る外交性がある。今が大丈夫ではなく、10年後を。 …続きを読む
    ゼロ
    2024年06月21日
    98人がナイス!しています
  • 世界で問題となっている、「男性の孤独」を論じる。印象度B+  自分は友人もいて孤独ではないのだが、興味あって読んだ。そりゃ、趣味もない、コミュニケーション能力もない、自慢しかしない、みたいな「(侮蔑的 世界で問題となっている、「男性の孤独」を論じる。印象度B+  自分は友人もいて孤独ではないのだが、興味あって読んだ。そりゃ、趣味もない、コミュニケーション能力もない、自慢しかしない、みたいな「(侮蔑的な意味での)おじさん」にかまいたい奴なんかおらんだろうし、こういうおじさんが幸福なわけあるまい。その点では新規性には欠けている(特に前半部)。 ただ、<男性個人のコミュニケーション能力のなさ>と、「会社に囲って仕事しかしてこない」「第三の場がない」と<社会コミュニティのなさ>の双方の指摘があるのは面白い。 …続きを読む
    akihiko810/アカウント移行中
    2024年06月01日
    51人がナイス!しています

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