- 著者 喜安 幸夫
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年10月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041061749
北町同心 一色帯刀 背後の影
- 著者 喜安 幸夫
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年10月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041061749
真面目一色、生一本!
門前仲町の伝兵衛一家を殲滅した帯刀。担当になった深川の町廻りを始めると、門仲で騒ぎが起こった。女郎屋で客同士が妓をめぐって喧嘩し、相手を殺してしまったというのである。しかし駈けつけてみると、話は違った。包丁人が客から料理に難癖をつけられ、喧嘩になりそうになったところへとめに入った店頭一家の若い衆が誤って客を刺してしまったというのである。若い衆はそのまま逃亡したという。殺されたのは、小間物問屋・浜屋の若旦那・太三郎。浜屋では太三郎の死に疑問を持ち、内儀のお甲が奉行所に帯刀を訪ね、真相の解明を依頼する。帯刀はさっそく探索に乗り出し、情報集めに奔走する。その結果、どうやら最初に聞いた、客が客を刺したというのが真相らしい。帯刀は門仲の杉松一家を問い詰めるが一向に埒が明かず……。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
一 解せぬ殺し
二 唐丸籠
三 打込み前夜
四 背後の影
二 唐丸籠
三 打込み前夜
四 背後の影
「北町同心 一色帯刀 背後の影」感想・レビュー
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北町同心 一色帯刀「背後の影」2巻。意志強く自分の信念を曲げず妥協せぬ一色帯刀さん、はぐれ同心鬼頭龍之介さんと比べて読むと面白いですね。2018年02月28日95人がナイス!しています
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今までの慣例で店頭を筆頭に地廻りたちが治めていた寺社門前の繁華街を奉行所の統治下に於こうとした覇権争いを縦軸に、女郎屋の刺殺事件絡めて繰り広げられる捕物帳。帯刀の調整力と嫁の実家である古着商の探索力が …続きを読む2017年11月20日5人がナイス!しています
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堅物の帯刀と店頭とが筋の通し方で微妙に対立しているのが喜安さんらしくないなあ、と思っていた。が、ふと気づいた。木戸番シリーズや御纏奉行闇始末シリーズで店頭がかっこよく描かれていたのは主役が裏や闇の立場 …続きを読む2017年10月27日3人がナイス!しています