何ものにも縛られないための政治学 権力の脱構成

何ものにも縛られないための政治学 権力の脱構成

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年07月20日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
368
ISBN:
9784041061251

何ものにも縛られないための政治学 権力の脱構成

  • 著者 栗原 康
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年07月20日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
368
ISBN:
9784041061251

あらゆる支配を打ち破れ!最注目のアナキズム研究者が贈る無強制の政治学。

カネにも、人間関係にも、国家にも、
縛られない。強制の理屈を破戒する。
あらゆる支配を打ち破れ!
『村に火をつけ、白痴になれ』で旋風を巻き起こしたアナキズム研究者が放つ、【無強制】の政治学!!

アナキズムとは、「支配されない状態」を目指すことだ。
“自由で民主主義的な社会”であるはずなのに、なぜ私たちはまったく自由を感じられないのか?
息苦しくなるほどに、束縛を感じてしまうのはなぜか?
 この不快な状況を打破する鍵がアナキズムだ。これは「支配されない状態」を目指す考えである。
【無強制の政治学】という視点から、過去の思想と実践をわかりやすく振り返りつつ、現代社会の支配のルールを破戒する!
カネに、人間関係に、社会に、国家に縛られない!! 社会契約をクーリングオフせよ。
ゼロ憲法を宣言せよ!
「神を突破せよ、この世界を罷免してやれ。さけべ、アナーキー!」

○一番たちが悪いのは、民主主義の名のもとに憲法制定権力をたちあげることだ。
○契約も交換も自明のことなんかじゃないんだ。
○なんどでも、権力の脱構成をやってやろう。etc.

カネにも、人間関係にも、国家にも、
縛られない。強制の理屈を破戒する。
あらゆる支配を打ち破れ!
『村に火をつけ、白痴になれ』で旋風を巻き起こしたアナキズム研究者が放つ、【無強制】の政治学!!

アナキズムとは、「支配されない状態」を目指すことだ。
“自由で民主主義的な社会”であるはずなのに、なぜ私たちはまったく自由を感じられないのか?
息苦しくなるほどに、束縛を感じてしまうのはなぜか?
 この不快な状況を打破する鍵がアナキズムだ。これは「支配されない状態」を目指す考えである。
【無強制の政治学】という視点から、過去の思想と実践をわかりやすく振り返りつつ、現代社会の支配のルールを破戒する!
カネに、人間関係に、社会に、国家に縛られない!! 社会契約をクーリングオフせよ。
ゼロ憲法を宣言せよ!
「神を突破せよ、この世界を罷免してやれ。さけべ、アナーキー!」

○一番たちが悪いのは、民主主義の名のもとに憲法制定権力をたちあげることだ。
○契約も交換も自明のことなんかじゃないんだ。
○なんどでも、権力の脱構成をやってやろう。etc.

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに
 革命とはサルがオナニーするのとおなじことだ たえず逆むきの時間を生きろ/この都市のそこかしこに山をつくれ etc.
第一章 社会契約って、いつむすんだの?
 【サーリンズ/グレーバー】契約も交換も自明じゃないんだ。/未来のない運動をやろう/議会制民主主義とはなにか?奴隷のくせして、主人のまねごとetc.
第二章 自由をぶっとばせ   
 【シュティルナー】アートじゃダメなんだ。財産は窃盗である、どろぼうになれ。/政治的自由主義--ギャア!!!/社会的自由主義--マジ、陰険/人道的自由主義--なにがクリエイティブだ、このやろう etc.
第三章 革命はただのっかるだけだ
 【バクーニン/ルイズ・ミシェル】ひとを中心にするか、出来事を中心にするか。/自分を統治したいんじゃない、だれにも統治されたくないんだ/もしわたしを生かしておかれるなら、復讐の叫びをあげることをやめないでしょうetc.
第四章 革命はどうやっちゃいけないのか?
 【クロポトキン/マフノ】一番たちが悪いのは、民主主義の名のもとに憲法制定権力をたちあげることだ。/ツァラトゥストラはこういった みんな警察がキライ/あらゆる支配にファックユー、てめえの掟にアッカンベー アナーキー、アナーキ、パルチザン! etc.
第五章 ゼロ憲法を宣言する    
 【ランダウアー/クラストル】なんどでも、権力の脱構成をやってやれ。つねにチクショウから入ろう。/国民を捨てろ、階級を捨てろ、自分を捨てろ 捨てたその自分さえ捨ててしまえ/いくぜ、レーテ共和国 わたしはカオスが好きだ etc.
おわりに
主要参考文献

「何ものにも縛られないための政治学 権力の脱構成」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 口と筆が立つインテリが放つ言葉の勢いの良さと空虚さに鼻白んだ。過去の話は盛られ、修飾され、同時に彼自身の行いはどこか嘘っぽく、空回りしている情熱であふれている。セックスピストルズ最後のショーでJohnny R 口と筆が立つインテリが放つ言葉の勢いの良さと空虚さに鼻白んだ。過去の話は盛られ、修飾され、同時に彼自身の行いはどこか嘘っぽく、空回りしている情熱であふれている。セックスピストルズ最後のショーでJohnny Rottenが言ったあの言葉を思う。「Ever Get The Feeling You've Been Cheated?」Hell yeah! 何をしても少数派で、ずっと負け戦を地道に続けている人間なめんな。NO FUN. Fucking waste of energy! …続きを読む
    たまきら
    2022年02月09日
    34人がナイス!しています
  • アナーキストの著者による300ページ超のポエム。 // 無政府主義者と聞くとワタシはいの一番に読売新聞の復活から爛熟を想起する。 どういうことか? まずは時計の針をぐるぐると1923年にまで戻そう。こ アナーキストの著者による300ページ超のポエム。 // 無政府主義者と聞くとワタシはいの一番に読売新聞の復活から爛熟を想起する。 どういうことか? まずは時計の針をぐるぐると1923年にまで戻そう。この年誰もが聞き覚えのある「関東大震災」が起こり、その後「虎の門事件」というあまり聞きなれない事件が勃発した。結論から書けば、この2つの事象が結びついて読売新聞爛熟の下地が生まれたのだ。その経緯を順を追ってしたためよう。 1923年時点において、読売新聞は関東圏限定の中新聞社だった。そのため関西支社などをもたな …続きを読む
    hk
    2018年11月14日
    20人がナイス!しています
  • ⭐5 大杉の娘の名前のフランスのルイズ、パリコミューン、ブランキ、ロシア革命、マフノ、ランダウアー等々は熱くてたまらないし、富山のデモの紹介も面白かった、気に入らないのは下品なことだ、しょっぱな猿のオ ⭐5 大杉の娘の名前のフランスのルイズ、パリコミューン、ブランキ、ロシア革命、マフノ、ランダウアー等々は熱くてたまらないし、富山のデモの紹介も面白かった、気に入らないのは下品なことだ、しょっぱな猿のオナニーから始まるのはファン以外は引くだろし、いくら縛られないでも盗みと放火は自分がされたら嫌だろう、国家インフラに頼らない今と別の新しい生き方を考える自由連合主義で行こうぜという最後の提案は同感だ、バカバカしい言葉は相変わらず多くて最近読んだ路上ケルアックと同じ空気だが後半は真面目にまとまったので良しだ …続きを読む
    あっきー
    2021年01月31日
    17人がナイス!しています

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