きっと彼女は神様なんかじゃない

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
290
ISBN:
9784048933193
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きっと彼女は神様なんかじゃない

  • 著者 入間 人間
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
290
ISBN:
9784048933193

この世界を何も知らない「神様」との出逢いが、わたしの毎日を変えていく。

『人は水の中でも、空の向こうでも息苦しくて生きられない。大地を愛せ』
 それが現在に至るまで受け継がれた部族の教え。だけどわたしは海を愛した。
 集落の嫌われ者なわたしは生け贄となって、海の底に沈む神の岩へ向かう。そこで出会ったのは、長い眠りから覚めたばかりの自称神様だった。
「私はあなたと旅に出たい。ずっと遠くに行きたい。この世界で、生きていたい」
 独りぼっちの少女と、無知な神様の少女の、ガール・ミーツ・ガール、ストーリー。
『人は水の中でも、空の向こうでも息苦しくて生きられない。大地を愛せ』
 それが現在に至るまで受け継がれた部族の教え。だけどわたしは海を愛した。
 集落の嫌われ者なわたしは生け贄となって、海の底に沈む神の岩へ向かう。そこで出会ったのは、長い眠りから覚めたばかりの自称神様だった。
「私はあなたと旅に出たい。ずっと遠くに行きたい。この世界で、生きていたい」
 独りぼっちの少女と、無知な神様の少女の、ガール・ミーツ・ガール、ストーリー。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「きっと彼女は神様なんかじゃない」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 意図されたわかりにくさがある。百合風味のSFという感じ。 意図されたわかりにくさがある。百合風味のSFという感じ。
    佐島楓
    2017年09月15日
    45人がナイス!しています
  • 現在に至るまで受け継がれた部族の教えがあるけど海を愛し、浮いた存在の集落で生贄とされて海の底に沈んだ一人ぼっちの少女が、自らを神と称した無知な少女・メイと出会うSF的ガール・ミーツ・ガールな物語。未開 現在に至るまで受け継がれた部族の教えがあるけど海を愛し、浮いた存在の集落で生贄とされて海の底に沈んだ一人ぼっちの少女が、自らを神と称した無知な少女・メイと出会うSF的ガール・ミーツ・ガールな物語。未開の地で疎まれていた少女と海底で眠っていた少女・メイの出会いが転機となり、原始的な環境で二人が拙いながらも交流してゆく展開でしたけど、冒頭の流れから何となく思い描いていたSF的展開よりはよほど現実的な顛末が待っていて、二人で選んだ決断にはやるせなさもありましたが、それだけでは終わらない何かがあったと思いました。 …続きを読む
    よっち
    2017年10月11日
    40人がナイス!しています
  • 古代でありSFでもある不思議な描写が面白かった。読みながらいろいろと想像を巡らせて、読み終わってもさらに想像が広がっていく。そんな世界でそれぞれに特別で孤独だった二人の少女が出会い、互いに心動かされてい 古代でありSFでもある不思議な描写が面白かった。読みながらいろいろと想像を巡らせて、読み終わってもさらに想像が広がっていく。そんな世界でそれぞれに特別で孤独だった二人の少女が出会い、互いに心動かされていく様子がじんわりと温かい。相手の思わぬ行動に戸惑いつつも嬉しいという気持ちの表れが本当に可愛くて、読んでいるこちらまで嬉しくなります。 …続きを読む
    七月せら
    2018年01月24日
    30人がナイス!しています

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