- 編著 中村 元
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784044003005
仏教語源散策
- 編著 中村 元
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784044003005
人間、我慢、馬鹿、出世──身近な言葉に、意外な由来
上品・下品、卍字、供養、卒都婆、舎利、荼毘などの仏教語から、
我慢、人間、馬鹿、利益、出世など、仏の教えと縁をもつ意外な日常語まで――。
語源という視点からわたしたちの生活や思考、感情の深層に分け入るとき、
日本文化を裏打ちする仏教的世界観が浮かび上がる。
名著『佛教語大辞典』を編纂した第一線の仏教学者らが集い、
インド・中国・日本の多様な仏典を参照しつつも「肩のこらぬよう」執筆された仏教への道案内。
我慢、人間、馬鹿、利益、出世など、仏の教えと縁をもつ意外な日常語まで――。
語源という視点からわたしたちの生活や思考、感情の深層に分け入るとき、
日本文化を裏打ちする仏教的世界観が浮かび上がる。
名著『佛教語大辞典』を編纂した第一線の仏教学者らが集い、
インド・中国・日本の多様な仏典を参照しつつも「肩のこらぬよう」執筆された仏教への道案内。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
はしがき
単行本としての再刊に際して
1 日常生活に生きている仏教の観念
2 仏教の宇宙観と日本人
3 尊いもの
4 仏教にとり入れられたヒンズー教の神々
5 仏教の実践と日本人
6 寺院と儀礼
単行本としての再刊に際して
1 日常生活に生きている仏教の観念
2 仏教の宇宙観と日本人
3 尊いもの
4 仏教にとり入れられたヒンズー教の神々
5 仏教の実践と日本人
6 寺院と儀礼
「仏教語源散策」感想・レビュー
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語源を知りその言葉がどうように変遷してきたかを知ることは、伝搬されてきた各地域の人々の思想風土や伝統慣習を知ることであり、また伝搬されても意味が変わらない語句からは普遍性が汲みとれると思い手にした本。 …続きを読む2019年09月03日28人がナイス!しています
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◆編著の中村元に加え、『佛教語大辞典』を編纂した三名による分担執筆。◆ざっと読みだが、「「閼伽」と"aqua"が同語源」というのが俗説であることに気づき、ここ10年の思い込みが正せたのがよかった。◆語源とともに …続きを読む2018年08月31日9人がナイス!しています
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同一言語内での語源への遡行は社会の政治、文化、習慣の変化が言語使用を変える点を示す一方、古代から現代までを同一の時空として正当性や伝統概念も強化する。が、広大な地域で多言語に訳された仏教語は、パーリ語 …続きを読む2021年04月22日6人がナイス!しています