小林一茶 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

小林一茶 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年09月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784044002909
label

小林一茶 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

  • 編者 大谷 弘至
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年09月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784044002909

一茶の人生を辿り、代表的な句と訳、鑑賞をやさしく記す入門書!

喜びも、哀しみも、生きることのつらさも、すべてを俳句に昇華させていった人生だった――。「雀の子そこのけそこのけ御馬が通る」「目出度さもちう位也おらが春」「ともかくもあなた任せのとしの暮」など、日々の生活の中にある身近な事象を、まっすぐに、ユーモラスに詠んだ一茶。古びることのない作品の数々をやさしく鑑賞する入門書。一茶を近代俳人としてとらえ直し、俳句の歴史にも新たな視点を与える。解説/長谷川櫂 喜びも、哀しみも、生きることのつらさも、すべてを俳句に昇華させていった人生だった――。「雀の子そこのけそこのけ御馬が通る」「目出度さもちう位也おらが春」「ともかくもあなた任せのとしの暮」など、日々の生活の中にある身近な事象を、まっすぐに、ユーモラスに詠んだ一茶。古びることのない作品の数々をやさしく鑑賞する入門書。一茶を近代俳人としてとらえ直し、俳句の歴史にも新たな視点を与える。解説/長谷川櫂

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

小林一茶の生涯
一、よく知られた一茶
二、修養時代
三、父の死
四、江戸での一茶(相生町時代)
五、江戸での一茶(『七番日記』の時代)
六、信濃での生活
七、『おらが春』の世界
八、晩年
解説 長谷川櫂
略年譜
参考文献
初句索引

同じシリーズの作品

「小林一茶 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 芭蕉『奥の細道』の矢口高雄のマンガ化と、岩波文庫の黄206-11『芭蕉自筆 奥の細道』(カラー写真による印影つき)を先に買ったが、俳句の歴史をちょこちょこ眺めるうちに、こちらを手にした▲2017年に藤沢周平の小 芭蕉『奥の細道』の矢口高雄のマンガ化と、岩波文庫の黄206-11『芭蕉自筆 奥の細道』(カラー写真による印影つき)を先に買ったが、俳句の歴史をちょこちょこ眺めるうちに、こちらを手にした▲2017年に藤沢周平の小説『一茶』の映画が公開されており、合わせて刊行された様子▲子規の一茶評価は低く、反対に高く評価するのは長谷川櫂。本書の解説も長谷川である。〈一茶にはじまった近代大衆俳句が現代までつづいている〉。〈日常語の使用と個人の心理描写。どちらも芭蕉や蕪村の俳句にはなかった特徴〉▲あと重要なのは真宗門徒なこと …続きを読む
    kenitirokikuti
    2023年04月11日
    4人がナイス!しています
  • これは良い。名著だ。一茶を「通俗的な俳人」という先入観から解き放ち、近代人の一人として把握しているのが極めて新鮮である。よく知られた句を紹介したのち、修養時代から晩年までの足跡をたどる。その時々に一茶 これは良い。名著だ。一茶を「通俗的な俳人」という先入観から解き放ち、近代人の一人として把握しているのが極めて新鮮である。よく知られた句を紹介したのち、修養時代から晩年までの足跡をたどる。その時々に一茶は何を思い、何を句作に反映させていったかがとてもわかりやすく叙述されていて、感心した。著者は俳人。やはり俳人の紹介は俳人なのかなあ。「古典」と構えてしまうと、その俳人の持つわかりやすさが消えてしまうのだろうか。いずれにせよ、高く評価すべき一冊。 …続きを読む
    オールド・ボリシェビク
    2024年09月26日
    2人がナイス!しています
  • 小林一茶の人生自体よく分かってなかったので、勉強になりました。分かりやすい句がたくさんあるけど、かなり推敲していたんですね。 小林一茶の人生自体よく分かってなかったので、勉強になりました。分かりやすい句がたくさんあるけど、かなり推敲していたんですね。
    イガラシ
    2019年05月17日
    2人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品