- 著者 安曇 潤平
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年07月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041057339
山の霊異記 赤いヤッケの男
- 著者 安曇 潤平
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年07月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041057339
夜中の野営地、吹雪のテント……。山が「異界」に変貌するとき恐怖が訪れる
赤いヤッケを着た遭難者を救助したため遭遇した怪異、山の空き地にポツリと置かれた大きなザックから夜出てくるモノ……自らも登山を行う著者が、山で訊き集めた数々の怪談実話。新たな書き下ろし2篇収録。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「山の霊異記 赤いヤッケの男」感想・レビュー
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山登りが趣味の著者が自ら体験したことや、人から聞いた山にまつわる不思議な話を集めた短編集。これが山ではなく里(町)で起きたことなら完全な怪談話でしょう。怖いけど怨念とか復讐とか感じられない山での出来事 …続きを読む2019年08月04日61人がナイス!しています
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さっき抜かれた人なのにふと顔を上げるともう見当たらない。一人きりになってしまう山の午後。あれ、そんなに距離開いたかなと歩いていると、後ろでガサっゴソっと音が聞こえる。振り返って見ても誰も居ない…だから …続きを読む2018年04月29日56人がナイス!しています
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実は若い頃山登りを齧ってました、安曇さんの言う処のクライマーではありませんでしたが。山登りする人に悪い奴はいないとか言いますが、山の霊はおっかない。異界だからかな。確かに明かりひとつない山の夜の静寂、 …続きを読む2018年08月09日46人がナイス!しています