- 著者 安曇 潤平
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年02月17日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784041057315
山の霊異記 ケルンは語らず
- 著者 安曇 潤平
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年02月17日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784041057315
山岳怪談の第一人者が臨場感たっぷりにつづる山の不思議譚
山男を死に誘ったのは、怪異なのか、山の怒りなのか、それとも自身への過信なのか……
山でしか起こり得ない人と人の出会い、生きる者と死者の思いをつなぐもの――。恐ろしくも心ゆさぶる山の怪異。
冬の雪山で、小さな避難小屋の静寂を破るけたたましいノックの音と叫び声。だが、その意味を理解した瞬間、恐怖が襲いかかる「雪山の叫び」。雪の大汝山で下着一枚という異様な姿で発見された男性の遭難遺体。残された日記の最終ページに戦慄する「最後の日記」。数々の奇跡的な生還を遂げ、”おれは不死身なんだ”とうそぶく男が屏風岩の登攀で陥った危機――彼の本音が哀切な「不死身の男」他、山の怪異を自然の風景描写を織り交ぜながらつづる21篇を収録。現実と地続きでありながらも、異界としての山の風景と霊気を堪能できる、山岳怪談の決定版。
山でしか起こり得ない人と人の出会い、生きる者と死者の思いをつなぐもの――。恐ろしくも心ゆさぶる山の怪異。
冬の雪山で、小さな避難小屋の静寂を破るけたたましいノックの音と叫び声。だが、その意味を理解した瞬間、恐怖が襲いかかる「雪山の叫び」。雪の大汝山で下着一枚という異様な姿で発見された男性の遭難遺体。残された日記の最終ページに戦慄する「最後の日記」。数々の奇跡的な生還を遂げ、”おれは不死身なんだ”とうそぶく男が屏風岩の登攀で陥った危機――彼の本音が哀切な「不死身の男」他、山の怪異を自然の風景描写を織り交ぜながらつづる21篇を収録。現実と地続きでありながらも、異界としての山の風景と霊気を堪能できる、山岳怪談の決定版。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「山の霊異記 ケルンは語らず」感想・レビュー
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山の怪談というよりは、幻想的な話が多い。それも安曇さんの紀行的な要素が強い。「綱引き」「不死身の男」「ブランコ」がよかった。たったひとりのテントの中、シンとした静けさ、荒れて快復しない天候、聞こえるは …続きを読む2018年07月31日68人がナイス!しています
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ホラー。今回は、ホラーというよりなんだか不思議な話が多かった。亡くなったおばあさんに頼まれて、フィルムを写真屋さんに出す話は、ほんわかした気持ちになれた。山は、不思議なことを引き起こしやすいのかな。2021年06月15日31人がナイス!しています
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私が安曇さんを知ったのは、今出てる本がほとんど出た後でしたので、図書館や古本屋で読んでしまいました。久々の新刊でしたので、応援の意味も込めて買いました。読んでるのは通勤電車の中なのに、土の道の感触や、 …続きを読む2018年04月22日31人がナイス!しています