- 著者 京極 夏彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年02月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 312
- ISBN:
- 9784041057223
虚談
- 著者 京極 夏彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年02月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 312
- ISBN:
- 9784041057223
ああ。取り返しがつかない――。現実と虚構をめぐる謎(ミステリー)!
元デザイナーで小説家の「僕」は、知人友人からよく相談を受ける。
「ナッちゃんはそういうの駄目な口やろ」と笑いながら、デザイン学校時代の年上の同輩、御木さんは奇妙な話を始めた。
13歳のとき山崩れで死んだ妹が、年老い、中学の制服を着て、仕事先と自宅に現れたというのだ。
だが彼の話には、僕の記憶と食い違いがあり――。(「クラス」)
この現実と価値観を揺るがす、全9篇の連作集。
「ナッちゃんはそういうの駄目な口やろ」と笑いながら、デザイン学校時代の年上の同輩、御木さんは奇妙な話を始めた。
13歳のとき山崩れで死んだ妹が、年老い、中学の制服を着て、仕事先と自宅に現れたというのだ。
だが彼の話には、僕の記憶と食い違いがあり――。(「クラス」)
この現実と価値観を揺るがす、全9篇の連作集。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「虚談」感想・レビュー
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京極夏彦は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、京極夏彦らしい虚談的幽霊譚連作短編集でした。全て嘘の話ですが、ディテールの詳細まで拘っているので、妙にリアリティがあります。オススメは『クラ …続きを読む2018年03月26日243人がナイス!しています
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怪談を語るのに、嘘だとか、信じるも信じないもあなた次第みたいなこと言うのは、興醒めな気がする。女の幽霊が出るのが殆ど台所というのは何なんだ。「シノビ」で寒川さんが本題に入る前に、忍者について蘊蓄を披露 …続きを読む2018年08月25日152人がナイス!しています
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半ばまでいってから、ようやくタイトルの意味がすとんと腑に落ちる。すらすら読めるし、嫌味がないのだが、私が京極先生に求めるものとはちと違う。「関口くん、不思議なものなどないのだよ」というスタンスが好きで、 …続きを読む2018年05月07日147人がナイス!しています