- 著者 今井 絵美子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年10月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041057056
残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記
- 著者 今井 絵美子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年10月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041057056
いつの世も変わらぬ人の情を哀しみと慈しみの中に描きだすシリーズ最終巻!
身重のおよしが突然、猫字屋に戻ってきたとおもったら、旦那の藤吉が突然店の金を持って失踪したという。およしに惚れ込んでいたはずの藤吉がなぜ?
喜三次は、藤吉を訪ね歩いて、川崎宿まではるばる足を向けたが、そこで意外な内実を知る。
生さぬ仲の子を我が子のように愛おしむ者がいるとおもえば、血の繋がった子どもを捨てる母もいる。
いつの世も変わらぬ人の情を、哀しみと慈しみに満ちた筆で描きだす、シリーズ最終巻。
喜三次は、藤吉を訪ね歩いて、川崎宿まではるばる足を向けたが、そこで意外な内実を知る。
生さぬ仲の子を我が子のように愛おしむ者がいるとおもえば、血の繋がった子どもを捨てる母もいる。
いつの世も変わらぬ人の情を、哀しみと慈しみに満ちた筆で描きだす、シリーズ最終巻。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
残りの秋
冬ざれの蝶
麦の芽息吹く
春遠からじ
冬ざれの蝶
麦の芽息吹く
春遠からじ
「残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記」感想・レビュー
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髪ゆい猫字屋繁盛記「残りの秋」最終巻。独特の言葉遣い江戸の下町人情話、収まるとことに収まりましたね。今井絵美子さんのご冥福をお祈りします。2018年01月18日92人がナイス!しています
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書役シリーズとぶっ通しで再読してみた。子供も大人も不幸な身の上の人が多すぎるシリーズなので前回は途中で読むのをやめていたことが発覚。これが最終巻だけれどいつも通りの日常の中で終わったのがこのシリーズら …続きを読む2021年03月08日60人がナイス!しています
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髪結い猫字屋シリーズの最終巻。作者の今井さんは病気と闘いながら作品を書き続けていらしたので応援していたのですが、残念ながら数カ月前にお亡くなりになりました。 猫字屋の物語も貧富の差はありながらも一生懸 …続きを読む2017年11月25日33人がナイス!しています