僕は小説が書けない

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年06月17日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041056127
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僕は小説が書けない

  • 著者 中村 航
  • 著者 中田 永一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年06月17日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041056127

「私はきみの書く小説が読みたい」。青春小説の名手ふたりが紡ぐ合作小説!

なぜか不幸を招き寄せてしまう体質と、家族とのぎくしゃくした関係に悩む高校1年生の光太郎。先輩・七瀬の強引な勧誘で廃部寸前の文芸部に入ると、部の存続をかけて部誌に小説を書くことに。強烈なふたりのOBがたたかわす小説論、2泊3日の夏合宿、迫り来る文化祭。個性的な部のメンバーに囲まれて小説の書き方を学ぶ光太郎はやがて、自分だけの物語を探しはじめる――。ふたりの人気作家が合作した青春小説の決定版!! なぜか不幸を招き寄せてしまう体質と、家族とのぎくしゃくした関係に悩む高校1年生の光太郎。先輩・七瀬の強引な勧誘で廃部寸前の文芸部に入ると、部の存続をかけて部誌に小説を書くことに。強烈なふたりのOBがたたかわす小説論、2泊3日の夏合宿、迫り来る文化祭。個性的な部のメンバーに囲まれて小説の書き方を学ぶ光太郎はやがて、自分だけの物語を探しはじめる――。ふたりの人気作家が合作した青春小説の決定版!!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

僕(高橋光太郎)

読書好きの不幸な高校1年生。中学のころ、小説を書こうとして挫折した経験がある。

七瀬先輩

文芸部2年生。編集者を志望している。髪を伸ばしている途中。

原田さん

文芸部OB。シナリオ論を学び、ゲーム制作会社に勤める。

御大

文芸部OB。小説に対する精神論は立派だが、まだ作品を完成させたことはない。

おすすめコメント

この繊細さ! 純朴さ!
文系男子の純情を描いたらピカイチな、中村・中田コンビのピュアピュアっぷりをとくとご覧あれ。
――(三省堂書店ルクア大阪店 中澤めぐみさん)

書くことはなにか、ということを二人の作家はこんなにも素晴らしい青春小説にしてしまった。ずるいぞ!と思う反面、この一冊は文句なしに「楽しい」! それだけは絶対なのだ。
――(オリオン書房所沢店 高橋美里さん)

主人公のあまりの青春こじらせっぷりに、恥ずかしくて何度もページを閉じそうになりました。
だけどいいなぁ、きらきらした青春。
――(ときわ書房IY船橋店 小峰麻衣子さん)

著者コメント


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『僕は小説が書けない』あらすじ動画

「僕は小説が書けない」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 青春小説の名手である中田栄一と中村航の人気作家がタッグを組んだ、高校を舞台とした物語。主人公は、ちょっと冴えなく、読書が趣味のオタク的な男子高校生。先輩の強引な勧誘によって入部させられた文芸部での小説 青春小説の名手である中田栄一と中村航の人気作家がタッグを組んだ、高校を舞台とした物語。主人公は、ちょっと冴えなく、読書が趣味のオタク的な男子高校生。先輩の強引な勧誘によって入部させられた文芸部での小説づくりを通して、新たな自分に向かって新たな一歩を歩み出そうとする姿と共、ちょっと甘酸っぱい恋心を乗せた、高校時代の青春群像劇。不幸を自ら招いてしまい、出生の秘密を知ったことで家族との溝が深まった主人公・光太郎が、小説づくりを通しての心の葛藤や成長する過程を描いた、青春の1ページが綴られた一冊。   …続きを読む
    bunmei
    2022年12月07日
    126人がナイス!しています
  • 高校文芸部の青春小説、小説の指南書みたいで前半あまり入り込めなかった、不幸を招いてしまう男光太郎は廃部の危機にある文芸部にスカウトされてしまう、学校にも家庭にも居場所がなかった光太郎は合宿、文芸誌作り 高校文芸部の青春小説、小説の指南書みたいで前半あまり入り込めなかった、不幸を招いてしまう男光太郎は廃部の危機にある文芸部にスカウトされてしまう、学校にも家庭にも居場所がなかった光太郎は合宿、文芸誌作り、文化祭と文芸部の活動を通じ居場所を見つける。 …続きを読む
    みかん🍊
    2017年11月30日
    90人がナイス!しています
  • 原稿用紙5~10枚ずつ交代で書いたらしいが、違和感ゼロ。とある事情を抱えた主人公が高校に入学し美人の先輩に誘われ文芸部へ。色々あって彼が小説を書く話。と、典型的なボーイミーツガール青春部活モノ。ただし舞 原稿用紙5~10枚ずつ交代で書いたらしいが、違和感ゼロ。とある事情を抱えた主人公が高校に入学し美人の先輩に誘われ文芸部へ。色々あって彼が小説を書く話。と、典型的なボーイミーツガール青春部活モノ。ただし舞台は地味ーな文芸部。少年の成長という縦糸に、小説を書くとは?感性or理論?という横糸が絡み、読書家には興味深い話も多いかも。あえて王道プロットで書いた様に見受けられる本作で思ったのは、やっぱりベタ展開は最強!って事。へっ、若い若い。かゆくなっちまうぜ!とか思ってたのに、最後まんまとじーんとさせられて悔しい! …続きを読む
    あも
    2018年01月18日
    85人がナイス!しています

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著者紹介

中村 航/中田 永一

中村 航(なかむら こう)―1969年岐阜県生まれ。2002年「リレキショ」で文藝賞を受賞し、デビュー。他の著書に『あのとき始まったことのすべて』『トリガール!』『デビクロくんの恋と魔法』など多数。
中田 永一(なかた えいいち)―1978年福岡県生まれ。2008年『百瀬、こっちを向いて。』でデビュー。他の著書に『吉祥寺の朝日奈くん』『くちびるに歌を』がある。別名義での作品も多数。

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