- 著者 末木 文美士
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年02月22日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 328
- ISBN:
- 9784047036154
仏教からよむ古典文学
- 著者 末木 文美士
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年02月22日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 328
- ISBN:
- 9784047036154
源氏物語から漱石まで──物語と仏教の緊張関係から文学に新たな光をあてる
出家に憧れながらも愛欲の世界にとどまり、
歯がゆい生を送ったように見える源氏物語の登場人物たち。
しかしその曖昧さの中にこそ、日本の思想と文学を貫く、
王権と仏法の緊張関係が示されているのではないか──。
源氏・平家物語から徒然草、能、平塚らいてう、夏目漱石まで。
仏教という補助線によって、顕/冥、男性/女性、夢/現などの
物語構造を浮かび上がらせ、日本文学の新たな魅力を引き出す全6章。
歯がゆい生を送ったように見える源氏物語の登場人物たち。
しかしその曖昧さの中にこそ、日本の思想と文学を貫く、
王権と仏法の緊張関係が示されているのではないか──。
源氏・平家物語から徒然草、能、平塚らいてう、夏目漱石まで。
仏教という補助線によって、顕/冥、男性/女性、夢/現などの
物語構造を浮かび上がらせ、日本文学の新たな魅力を引き出す全6章。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
【目次】
1 源氏物語と仏教
2 平家物語と仏教
3 能と仏教
修羅の救い
大和をめぐる能と宗教
中世思想の転回と能
4 仏典とその受容
仏教経典概論
経典に見る女性
仏教と夢
西欧における日本仏教の紹介
5 思想と文学の間
真福寺写本から見た中世禅
思想家としての無住道暁
『徒然草』の酒談義
良寛と仏教――『法華讃』をどう読むか
禅と女性
6 愛と修道――漱石のジェンダー戦略
1 源氏物語と仏教
2 平家物語と仏教
3 能と仏教
修羅の救い
大和をめぐる能と宗教
中世思想の転回と能
4 仏典とその受容
仏教経典概論
経典に見る女性
仏教と夢
西欧における日本仏教の紹介
5 思想と文学の間
真福寺写本から見た中世禅
思想家としての無住道暁
『徒然草』の酒談義
良寛と仏教――『法華讃』をどう読むか
禅と女性
6 愛と修道――漱石のジェンダー戦略
「仏教からよむ古典文学」感想・レビュー
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古典文学の仏教との関わりをわかりやすく解説してある本。といっても自分は「源氏物語」の項しかマジメに読んでないんですすみません。だって「平家物語」なんか初めっから「仏教説話」じゃん。琵琶法師が語ってるん …続きを読む2023年04月26日8人がナイス!しています
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『源氏物語』をよむと、仏教の位置づけがなんだか腑に落ちなくて(僧を身近に置きつつも信用してない&見下してる感じ)、なんだろなーと思っているところに、「源氏物語と仏教」という項が含まれていたので読んでみ …続きを読む2018年04月21日4人がナイス!しています
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難しかった~。 古典と仏教が密接に関係していることがわかりました。2018年03月22日1人がナイス!しています