- 著者 岸見 一郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年04月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784044002589
幸福の条件 アドラーとギリシア哲学
- 著者 岸見 一郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年04月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784044002589
過去がどうであれ、これからを決めるのは今!
哲学、心理学的な視点で、幸せとは何か、生きることとは何かを考察する、アドラー心理学で有名な岸見一郎氏の幸福論。著名な哲学者たちの論考を引きながら、「より善く生きる」ための考察を繰り広げる。
過去がどうであれ、これからを決めるのは今。今の行動によって未来は変わっていく。過去の体験、生育歴、性格など、何らかの理由があるから幸福ではないというのは、それを口実に、幸福にならないでおこうと自分で決めているということにすぎない。「不幸の心理 幸福の哲学」唯学書房刊を文庫化。
過去がどうであれ、これからを決めるのは今。今の行動によって未来は変わっていく。過去の体験、生育歴、性格など、何らかの理由があるから幸福ではないというのは、それを口実に、幸福にならないでおこうと自分で決めているということにすぎない。「不幸の心理 幸福の哲学」唯学書房刊を文庫化。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
第1章 なぜ幸福になれないのか
苦悩や不幸について/原因論と目的論/神経症について
第2章 幸福な対人関係を築く
私を超える/支配したがる人について/感情のコントロールについて/対人関係をよくする相互尊敬/対人関係をよくする相互信頼/対人関係をよくする協力作業/対人関係をよくする目標の一致/近すぎず、遠すぎず
第3章 幸福とライフスタイル
ライフスタイルが人の幸福、不幸にかかわる/自己受容/他者信頼/貢献感
第4章 幸福の位置
抽象的思考と具体的思考/消えた幸福
第5章 善く生きるとは
自己像とは?/自由に生きる・運命を変える/運命や理不尽にどう立ち向かうのか/今ここで
苦悩や不幸について/原因論と目的論/神経症について
第2章 幸福な対人関係を築く
私を超える/支配したがる人について/感情のコントロールについて/対人関係をよくする相互尊敬/対人関係をよくする相互信頼/対人関係をよくする協力作業/対人関係をよくする目標の一致/近すぎず、遠すぎず
第3章 幸福とライフスタイル
ライフスタイルが人の幸福、不幸にかかわる/自己受容/他者信頼/貢献感
第4章 幸福の位置
抽象的思考と具体的思考/消えた幸福
第5章 善く生きるとは
自己像とは?/自由に生きる・運命を変える/運命や理不尽にどう立ち向かうのか/今ここで
「幸福の条件 アドラーとギリシア哲学」感想・レビュー
-
成功=幸福ではないこと、幸福は質的なもので人それぞれであり比べられるものではないこと、過去を手放して今ここにスポットライトをあてること、今既に幸福であることに気付くこと。自分にとっての幸福が何か、もっ …続きを読む2017年05月29日29人がナイス!しています
-
「嫌われる勇気」の岸見一郎さんの最新刊ながら、実は初期論集と言うべき一冊。アドラーやギリシャ哲学などから引用しながら、中核としてはプラトンの「ただ生きるのではなく、善く生きる」とはどうあるべきかを論じ …続きを読む2017年06月21日4人がナイス!しています
-
現代の、日本人における「幸福論」。アドラーの名をポピュラーにした著者ならではの文章は等身大というか、適度な情緒性と、体験に裏打ちされたものが感じられて読みやすい。自分の人生の課題は自分が責任をとるしか …続きを読む2017年06月28日3人がナイス!しています