- 著者 中沢 新一
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年10月27日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784044002428
虎山に入る
- 著者 中沢 新一
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年10月27日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784044002428
人間を解き明かす鍵は、火のように燃える心の原野に隠されている。
子供の心に息づく野生、諏訪湖から溢れ出す縄文の豊穣、
そして著者が出会った思想家たちへのレクイエム――。
縄文と現代を結ぶ思考の稜線
思想家・中沢新一、最新論集!
自分のやろうとしていることは、
いまの知的世界の中ではまだ認められていないものであるので、
とうてい知略を用いなければ逆境を突破することはできまい
という認識が、若い私にはあった。
その予想はみごとに当たって、私は数多くの困難に直面したが、
そのたびに『虎山を智取する』の言葉を思い出して
自分を奮い立たせた。 ──「序」より
【目次】
* 天使の心、悪魔の心
* 冒険者たちへのレクイエム
* 日本思想のリレイヤー
* 天竜川という宝庫
* エネルゴロジーについて
そして著者が出会った思想家たちへのレクイエム――。
縄文と現代を結ぶ思考の稜線
思想家・中沢新一、最新論集!
自分のやろうとしていることは、
いまの知的世界の中ではまだ認められていないものであるので、
とうてい知略を用いなければ逆境を突破することはできまい
という認識が、若い私にはあった。
その予想はみごとに当たって、私は数多くの困難に直面したが、
そのたびに『虎山を智取する』の言葉を思い出して
自分を奮い立たせた。 ──「序」より
【目次】
* 天使の心、悪魔の心
* 冒険者たちへのレクイエム
* 日本思想のリレイヤー
* 天竜川という宝庫
* エネルゴロジーについて
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「虎山に入る」感想・レビュー
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中沢新一のエッセイや追悼文、この8年で折々に発表してきた小論を集めたもの。『熊を夢見る』と同時に刊行され、同じ趣旨だが、集め方はちがう。こちらの本の方が、吉本隆明や山口昌男らの思い出を収め、折口信夫に …続きを読む2017年11月09日14人がナイス!しています
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図書館。中沢新一二冊目。こちらも面白いなあ。小論集なので読みやすいし、追悼文だからというのでもなく全体から滲み出る先生の人情味?が好きです。冒険者たちへのレクイエム…先輩冒険者たちへの深い敬愛の念。思 …続きを読む2019年06月08日4人がナイス!しています
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天竜川という宝庫の章が凄い。『精霊の王』を読むことにしよう。2017年12月10日0人がナイス!しています