- 著者 芦沢 央
- 定価： 円 （本体円＋税）
- 発売日：
- 2017年08月31日
- 判型：
- 四六判
- 商品形態：
- 単行本
- ページ数：
- 272
- ISBN：
- 9784041051924
バック・ステージ
- 著者 芦沢 央
- 定価： 円 （本体円＋税）
- 発売日：
- 2017年08月31日
- 判型：
- 四六判
- 商品形態：
- 単行本
- ページ数：
- 272
- ISBN：
- 9784041051924
バラバラのピースがぴったりハマったラストに思わず「ビンゴ！」と大喝采！
新入社員の松尾はある晩会社で、先輩の康子がパワハラ上司の不正の証拠を探している場面に遭遇するが、なぜかそのまま片棒を担がされることになる。翌日、中野の劇場では松尾たちの会社がプロモーションする人気演出家の舞台が始まろうとしていた。「離婚したばかりのシングルマザー」「再会した同級生」「舞台に抜擢された新人俳優」「認知症の兆候が表れた大女優」舞台の周辺では、４つの事件が同時多発的に起き、勘違いとトラブルが次々発生。バラバラだったパズルのピース、それが松尾と康子のおかしな行動によって繋がっていき……。すべてのピースがピタリとはまったラストに、思わず「ビンゴ！」。毎日ストレスフルに働くあなたを、スッキリさせる「気分爽快」ミステリー！ 本を買った人だけが「すぐに」「必ず」読めるお楽しみ掌編、特別収録！（詳しくは本作品カバー裏をご覧ください）
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
序幕
第一幕 息子の親友
第二幕 始まるまで、あと五分
第三幕 舞台裏の覚悟
第四幕 千賀稚子にはかなわない
終幕
第一幕 息子の親友
第二幕 始まるまで、あと五分
第三幕 舞台裏の覚悟
第四幕 千賀稚子にはかなわない
終幕
「バック・ステージ」感想・レビュー
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芹沢央さん２冊目。パワハラ上司をギャフンと言わそうと、先輩OL・康子と新人・松尾が悪行の証拠を探す『序幕』＆『終幕』に挟まれる形でリンクしてゆく4つの話……各々が巧みに練られた簡潔な話で、胸がキュンとする …続きを読む2017年10月10日266人がナイス！しています
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読後感、何だかほんわりとしたまま。というより、表題「バック・ステージ」の意味を舞台部門にだけ感じたままに。ここまで想定して一つ一つの物語を記したのかな。序幕と終幕の書下ろしで辻褄合わせ？なんてことを一 …続きを読む2017年12月10日231人がナイス！しています
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アイドルと人気女優のダブル主演、ベテラン女優と実力派俳優が脇を固め、原作は人気ファンタジー作家、脚本・演出は役者であれば誰もが出たがる嶋田。そんな人気の舞台の周辺で繰り広げられる人間模様。関係なさそう …続きを読む2018年03月01日230人がナイス！しています
著者紹介
芦沢 央
1984年生まれ。2012年『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。
著作に『悪いものが来ませんように』『いつかの人質』『雨利終活写真館』『獏の耳たぶ』がある。
著作に『悪いものが来ませんように』『いつかの人質』『雨利終活写真館』『獏の耳たぶ』がある。