からくさ図書館来客簿 第六集 ~冥官・小野篁と雪解けの歌~

からくさ図書館来客簿 第六集 ~冥官・小野篁と雪解けの歌~

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
354
ISBN:
9784048924924
label

からくさ図書館来客簿 第六集 ~冥官・小野篁と雪解けの歌~

  • 著者 仲町 六絵
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
354
ISBN:
9784048924924

古都・京都から贈る優しく温かいライブラリ・ファンタジー、第六集。

冥官・小野篁が京都の一角に「からくさ図書館」を構えてから一年。
“偽書”を紐とき“道なし”を天道へ導く。そんな篁たちの役目は、現世にも天道にも豊かな縁を結んでいた。
 愛弟子・時子が自らの成長の証と向き合うなかで現れた“道なし”は、伊勢神宮に仕えた最後の斎宮・祥子内親王。
 時子が篁に提案したのは、からくさ図書館に集うお客様の力を借りる方法で……。 
 ひと巡りする季節。長い時を越え、時子が篁に贈る歌。
 二人は、かけがえのない春へと歩き出す――。
 悠久の古都で紡ぐライブラリ・ファンタジー、第六集。
冥官・小野篁が京都の一角に「からくさ図書館」を構えてから一年。
“偽書”を紐とき“道なし”を天道へ導く。そんな篁たちの役目は、現世にも天道にも豊かな縁を結んでいた。
 愛弟子・時子が自らの成長の証と向き合うなかで現れた“道なし”は、伊勢神宮に仕えた最後の斎宮・祥子内親王。
 時子が篁に提案したのは、からくさ図書館に集うお客様の力を借りる方法で……。 
 ひと巡りする季節。長い時を越え、時子が篁に贈る歌。
 二人は、かけがえのない春へと歩き出す――。
 悠久の古都で紡ぐライブラリ・ファンタジー、第六集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

同じシリーズの作品

「からくさ図書館来客簿 第六集 ~冥官・小野篁と雪解けの歌~」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 現世への未練で成仏できずに彷徨う魂『道なし』を天界に送る冥官・小野篁、賀茂社(上賀茂神社・下鴨神社)の二代目斎院の新人冥官・時子は野宮神社に参拝に訪れるが、そこで出会ったのは道なしとなった伊勢神宮最後 現世への未練で成仏できずに彷徨う魂『道なし』を天界に送る冥官・小野篁、賀茂社(上賀茂神社・下鴨神社)の二代目斎院の新人冥官・時子は野宮神社に参拝に訪れるが、そこで出会ったのは道なしとなった伊勢神宮最後の斎宮・祥子だった…。淳和天皇の退位によって2~4歳の僅かな時しか斎院になれなかった上、元斎院として結婚を許されず十代の若さで病死した時子、南北朝の動乱で伊勢の土をついぞ踏めなかった後醍醐天皇の娘・祥子。時代に翻弄された二人ですが、時子には師の篁が、祥子には忠臣・北畠顕家が寄り添っていた事が幸いだと感じました …続きを読む
    スズ
    2018年05月17日
    90人がナイス!しています
  • 現世に惑う道なしを冥府へ送る要職にあり、私設図書館を営む冥官小野篁と時子の物語の第六集。これまで登場したゲストキャラが大勢再登場し、京都の四季が一巡りしたことでシリーズの終焉を悟った。勿論、総括的ラス 現世に惑う道なしを冥府へ送る要職にあり、私設図書館を営む冥官小野篁と時子の物語の第六集。これまで登場したゲストキャラが大勢再登場し、京都の四季が一巡りしたことでシリーズの終焉を悟った。勿論、総括的ラスト3話も良いが、「餅花びより」は登場人物の立ち位置やキャラ、日常がぎゅっと凝縮された様な短編で、シリーズへの感慨に熱涙が滲む。篁の過保護の発作(笑)と時子の成長に触れ、冥官ならずも、自分の「現世を生きる為のよりどころ」について考えさせられた。沢山あるシリーズものの中でも続きを切望したい作品。とても良かった。 …続きを読む
    dr2006
    2020年03月07日
    79人がナイス!しています
  • シリーズ最終巻。「からくさ図書館」がこの世に現れて1年。篁と時子は、町の人々と上手く関係を築きながら「道なし」を天道へ導く仕事を続けています。身分の違いで関わることのなかった二人が、現世で仲睦まじく仕 シリーズ最終巻。「からくさ図書館」がこの世に現れて1年。篁と時子は、町の人々と上手く関係を築きながら「道なし」を天道へ導く仕事を続けています。身分の違いで関わることのなかった二人が、現世で仲睦まじく仕事をする様子に幸せを感じました。しかし、閻魔大王の側近「応神帝」が役目を終え、跡継ぎとして時子を候補に選んだことで、二人の関係に再び亀裂が入ります。篁とこの世に留まる道を選ぶのか、跡継ぎとしてあの世に戻るのか…。1200年の時を超え、生まれ変わった二人が再び再開できる日を願います。これで終わるのが残念です。 …続きを読む
    ゆかーん
    2017年03月08日
    67人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品