- 著者 ゆうき りん
- イラスト 赤人
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年11月10日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784048924818
魔王なあの娘と村人A(11) ~魔王さまと俺たちのグラデュエーション~
- 著者 ゆうき りん
- イラスト 赤人
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年11月10日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784048924818
『魔王なあの娘』シリーズ最終章! 《あの娘》が《魔王》でなくなる!?
《勇者》光ヶ丘翼からもたらされた情報は、俺の頭をしたたかに殴りつけた。《魔王》竜ヶ峯桜子が《魔王》の個性を剥奪される、だって……? この間の修学旅行のあたりから、確かに竜ヶ峯の様子はおかしかった……と思う。でも、あいつが《魔王》でなくなるとかそんな話になるなんて――。
俺が……《A》なんて今まで呼ばれちゃいるが、結局単なる《村人》でしかないこの俺が、そんな問題をどうにか出来るもんなのか……? いや、無理だ。所詮この世界で《個性者》は特別製。俺たち一般ピープルが何をしようともきっと彼らの心には届かない。だから、遠巻きに見守って、最低限《村人》に出来るレベルの助言だけをしてやればそれでいい。それ以上やれることは、まったくないはずだ……。
いや……本当にそれでいいのか!? 俺はあいつに……!
俺が……《A》なんて今まで呼ばれちゃいるが、結局単なる《村人》でしかないこの俺が、そんな問題をどうにか出来るもんなのか……? いや、無理だ。所詮この世界で《個性者》は特別製。俺たち一般ピープルが何をしようともきっと彼らの心には届かない。だから、遠巻きに見守って、最低限《村人》に出来るレベルの助言だけをしてやればそれでいい。それ以上やれることは、まったくないはずだ……。
いや……本当にそれでいいのか!? 俺はあいつに……!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「魔王なあの娘と村人A(11) ~魔王さまと俺たちのグラデュエーション~」感想・レビュー
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勇者である光ヶ丘翼からもたらされた、魔王・竜ヶ峯桜子が魔王の個性を剥奪される可能性。学校にも来なくなってしまっていた桜子に対し、自分に何が出来るのか思い悩む最終巻。桜子の個性の発露に影響を及ぼしている …続きを読む2016年11月10日27人がナイス!しています
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最終巻でしたね。よい終わり方でしたし、面白い作品でした。最後まで桜子は可愛い子でしたし、ヒロインらしいヒロインでしたね。異世界の方も見てみたかったのですが、そこはアニメ化までいけなかったからかな〜…2017年01月09日16人がナイス!しています
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さて今巻で完結です。修学旅行での出来事で入院生活を余儀なくされていた二郎だったが、退院早々翼から桜子が魔王の個性の認定を取り下げられると言う噂があると聞いて…と言うお話。まずはゆうき先生の体調が戻られ …続きを読む2016年11月11日12人がナイス!しています