”やつら”は何年に一度かやってくる――最凶の化物にローランドが挑む。
のどかなカーラの町に最悪の報せが届く。もうすぐ〈狼〉たちが、双子の片割れをさらいにやってくるのだ――おとなしく子どもを差し出すか、勝ち目のない戦いに挑むか。ローランドは人々とともに立ち上がる!
のどかなカーラの町に最悪の報せが届く。もうすぐ〈狼〉たちが、双子の片割れをさらいにやってくるのだ――おとなしく子どもを差し出すか、勝ち目のない戦いに挑むか。ローランドは人々とともに立ち上がる!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
ダークタワー V カーラの狼 上 が含まれている特集
「ダークタワー V カーラの狼 上」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
-
これは、「荒野の7人」なのですね。旅するモノの王道の展開ではありますが、そこにキャラハン神父が絡むのがキングならではです。ちなみにキャラハンという名前を聞くと、ダーティハリーしか思い出せず、神父のイメ
これは、「荒野の7人」なのですね。旅するモノの王道の展開ではありますが、そこにキャラハン神父が絡むのがキングならではです。ちなみにキャラハンという名前を聞くと、ダーティハリーしか思い出せず、神父のイメージはいつもイーストウッドです。w
…続きを読む
26人がナイス!しています
-
覚書:映画化(X抜粋)。シェリング後期の著作を荒っぽくかいつまめば「なんでもあり」で、フロイトも同様に「偶然は存在しない」と分析していると言っちまおう。宇宙論で主流になりつつあるのが「マルチバース」ら
覚書:映画化(X抜粋)。シェリング後期の著作を荒っぽくかいつまめば「なんでもあり」で、フロイトも同様に「偶然は存在しない」と分析していると言っちまおう。宇宙論で主流になりつつあるのが「マルチバース」らしい。以上が第Ⅴ部で鮮やかになってきたダークタワーの世界観だ(と思う)。車輪にたとえると、中心にあるハブは塔。外周部のリムが世界で、ふたつをつなぐスポークは伏線である。ナボコフが語る「小説の神髄は細部に宿る」の「細部」と同義だと思う。読者はあらゆることを見逃してはならない。全ては時空を超越した有機体なのだ。
…続きを読む
18人がナイス!しています
-
ひと世代に一度、子供が拐われる街カーラの用心棒をすることになるローランド達。また渋い西部劇のような展開が始まった。そこにニューヨークの空き地に咲く薔薇の問題とスザンナの妊娠と別人格出現の問題が加わり、
ひと世代に一度、子供が拐われる街カーラの用心棒をすることになるローランド達。また渋い西部劇のような展開が始まった。そこにニューヨークの空き地に咲く薔薇の問題とスザンナの妊娠と別人格出現の問題が加わり、更にローランドは関節炎を発症している……問題が多すぎてお腹いっぱいだよ!様々な世界がクロスオーバーし、呪われた街から神父も登場。異なる世界線へ移るたび紙幣のデザインが変わるくだりは、諭吉と英世が別人になるならすんなり分かるのにと歯痒かった。全体的にいかにもアメリカっぽい。
…続きを読む
15人がナイス!しています
powered by 