ノイズ:ドラゴラ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年10月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
312
ISBN:
9784048924535
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ノイズ:ドラゴラ

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年10月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
312
ISBN:
9784048924535

それは“叫び”がヒトを侵食し、“昔”が世界を染めた近未来――。

人類が辿りついた未来――そこは、音によって支配された世界だった。
 いまよりほんの少し先の未来。悪性進化植物マンドラゴラの出現によって、世界は一変した。
 その絶望にも似た叫びを浴びたものは、精神を汚染され世界との接続を断たれてしまう。……それはこの世界における不治の病。
 人類が恐怖と隣り合わせのこの世界で生きることと引き換えに手にしたものは、音の視認と触覚――音で象られた多重現実技術だった。
 異形の近未来を奔る、サウンドパンク・アクション開幕!
人類が辿りついた未来――そこは、音によって支配された世界だった。
 いまよりほんの少し先の未来。悪性進化植物マンドラゴラの出現によって、世界は一変した。
 その絶望にも似た叫びを浴びたものは、精神を汚染され世界との接続を断たれてしまう。……それはこの世界における不治の病。
 人類が恐怖と隣り合わせのこの世界で生きることと引き換えに手にしたものは、音の視認と触覚――音で象られた多重現実技術だった。
 異形の近未来を奔る、サウンドパンク・アクション開幕!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ノイズ:ドラゴラ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • マンドラゴラの出現により、平穏な日常を失ってしまった世界を舞台にした物語。良く言えば手堅く纏まっている。悪く言えば全体的に無難というか、目を引くような個性に欠けた印象。世界観は魅力的だし、登場人物もそ マンドラゴラの出現により、平穏な日常を失ってしまった世界を舞台にした物語。良く言えば手堅く纏まっている。悪く言えば全体的に無難というか、目を引くような個性に欠けた印象。世界観は魅力的だし、登場人物もそれぞれ個性的で面白かったんだけど、何故かイマイチハマらないんだよなぁ。こちらの予想の斜め上を超える展開が欲しかったところ。設定を使いこなせてない感じがしました。やっぱ以前のような作風に戻って欲しいなぁ。とりあえず次回作に期待しよう。 …続きを読む
    まりも
    2016年10月10日
    26人がナイス!しています
  • 冒頭、なんか主人公の存在感がないなあ、語り手なのに、なんでこうも気配が希薄なのかしら、描写がヘタなのかしら、それとも…、と思ってたら、やはり仕掛けがありましたね。ヘタなんじゃなくて逆、なにごともない顔 冒頭、なんか主人公の存在感がないなあ、語り手なのに、なんでこうも気配が希薄なのかしら、描写がヘタなのかしら、それとも…、と思ってたら、やはり仕掛けがありましたね。ヘタなんじゃなくて逆、なにごともない顔で物語を進めていながら、ここで違和感を覚えさせられるのは上手いんだな。「音」を物理的な武器に変化させるのがおもしろくて、鋭い口笛が飛んでくるのを槍を受けとるように握るとか、映像が見えてゾクゾクする。ラスボスの倒しかたが、えげつなくてトリハダたちました、褒めてます。 …続きを読む
    瀧ながれ
    2016年11月24日
    22人がナイス!しています
  • 叫びで人を狂わせる植物、マンドラゴラによって人類の生活が変容した近未来。主人公の夜峰は相方とも言える少女ギンコとともに少年たちに混ざり、ある目的のためにマンドラゴラ狩りを行っていた。何処か地に足つかな 叫びで人を狂わせる植物、マンドラゴラによって人類の生活が変容した近未来。主人公の夜峰は相方とも言える少女ギンコとともに少年たちに混ざり、ある目的のためにマンドラゴラ狩りを行っていた。何処か地に足つかないような語り口とそこから見える世界の違和感、その秘密。そんな風な設定とガジェット、いびつで懸命なそれぞれのキャラクターたち、そして事件の真相。どれも興味深くはあったのだが、どうもそれぞれが上手く噛み合っていない印象もあってなんとももどかしい。最後の真のオチは作者らしいなんともいえない違和感を残す余韻があるが。 …続きを読む
    シャル
    2017年03月15日
    7人がナイス!しています

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