21世紀の民俗学

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年07月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784044002053

21世紀の民俗学

  • 著者 畑中 章宏
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年07月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784044002053

テクノロジーや流行と神仏・祭り・習俗が絡みあう、現代日本のリアルとは?

自撮り棒、事故物件、宇宙葬、ホメオパシー、
アニメ聖地巡礼、無音盆踊り、河童の選挙権……?

未来のようでいて過去、あまりに古くて新しい。
インターネット、スマホ、最新テクノロジーが
神仏・祭り・習俗と絡みあう新世紀のリアルとは――?

柳田国男や宮本常一以来、
不安定で流動的な現象の中にこそ
日本人の変わらぬ本質を見出してきた民俗学が、
新時代に切り込む。

民俗学者による「WIRED.jp」異色の人気連載が
最終章「ありえなかったはずの未来」を大幅加筆してついに単行本化!


 【目次】

 序 ―― 二一世紀の「感情」

1 ザシキワラシと自撮り棒
2 宇宙葬と星名の民俗学者
3 薬師如来と「ガルパンの聖地」
4 テクノロジーの残酷
5 景観認知症
6 文殊菩薩の化身たち
7 無音盆踊りの「風流」
8 ポケモンGOのフィールドワーク
9 祭の「機能美」と戦後建築
10 複数のアメリカ国歌
11 UFO学のメランコリー
12 山伏とホメオパシー
13 お雑煮の来た道
14 すべての場所は事故物件である
15 河童に選挙権を!
16 大震災の「失せ物」

 ありえなかったはずの未来─「感情史」としての民俗学

 おわりに
 参考文献
自撮り棒、事故物件、宇宙葬、ホメオパシー、
アニメ聖地巡礼、無音盆踊り、河童の選挙権……?

未来のようでいて過去、あまりに古くて新しい。
インターネット、スマホ、最新テクノロジーが
神仏・祭り・習俗と絡みあう新世紀のリアルとは――?

柳田国男や宮本常一以来、
不安定で流動的な現象の中にこそ
日本人の変わらぬ本質を見出してきた民俗学が、
新時代に切り込む。

民俗学者による「WIRED.jp」異色の人気連載が
最終章「ありえなかったはずの未来」を大幅加筆してついに単行本化!


 【目次】

 序 ―― 二一世紀の「感情」

1 ザシキワラシと自撮り棒
2 宇宙葬と星名の民俗学者
3 薬師如来と「ガルパンの聖地」
4 テクノロジーの残酷
5 景観認知症
6 文殊菩薩の化身たち
7 無音盆踊りの「風流」
8 ポケモンGOのフィールドワーク
9 祭の「機能美」と戦後建築
10 複数のアメリカ国歌
11 UFO学のメランコリー
12 山伏とホメオパシー
13 お雑煮の来た道
14 すべての場所は事故物件である
15 河童に選挙権を!
16 大震災の「失せ物」

 ありえなかったはずの未来─「感情史」としての民俗学

 おわりに
 参考文献

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

 序 ―― 二一世紀の「感情」

1 ザシキワラシと自撮り棒
2 宇宙葬と星名の民俗学者
3 薬師如来と「ガルパンの聖地」
4 テクノロジーの残酷
5 景観認知症
6 文殊菩薩の化身たち
7 無音盆踊りの「風流」
8 ポケモンGOのフィールドワーク
9 祭の「機能美」と戦後建築
10 複数のアメリカ国歌
11 UFO学のメランコリー
12 山伏とホメオパシー
13 お雑煮の来た道
14 すべての場所は事故物件である
15 河童に選挙権を!
16 大震災の「失せ物」

 ありえなかったはずの未来─「感情史」としての民俗学

 おわりに
 参考文献

「21世紀の民俗学」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 著者の本は何冊か読んだが、いい意味で民俗学とは名ばかりの軽めの読み味。自撮り棒とざしきわらし、無音盆踊りと風流、ガルパン(知らないけど)と薬師菩薩・・・。民俗学を背景に現代の社会事象を考えるエッセイ。 著者の本は何冊か読んだが、いい意味で民俗学とは名ばかりの軽めの読み味。自撮り棒とざしきわらし、無音盆踊りと風流、ガルパン(知らないけど)と薬師菩薩・・・。民俗学を背景に現代の社会事象を考えるエッセイ。常に時代の先端にいる私達。それを考察しつつ、踏み込み過ぎないところがいい。忙しく生きる現代に民俗学に興味を持つこと自体、ポケンモンGOをしながら道祖神を見つけ歩く著者に似ている。喪失した記憶は発見することができない。ありえなかった未来の最先端にいる私たちが知るべきことは何か。考えさせられる一冊だった。 …続きを読む
    Kazehikanai
    2017年11月29日
    23人がナイス!しています
  • 雑誌「WIRED」に連載されたのの書籍化です。如何にもワイアードらしいなあと思い買いましたが、そこそこは為になったけどなんか今ひとつ私的には物足りなかったような印象があります。デジタル技術やツール(自撮り 雑誌「WIRED」に連載されたのの書籍化です。如何にもワイアードらしいなあと思い買いましたが、そこそこは為になったけどなんか今ひとつ私的には物足りなかったような印象があります。デジタル技術やツール(自撮り棒、ポケモン、宇宙葬)を民族的に考察するのが目的でしょうが、一つ一つの文章が短くて、なんだかなー?って感じ。ガールズパンツァーについて具体的に理解できたのが収穫か、でも自分はそれ以上の興味は持てないけど。新しい切り口ではあるけど、消化不足の感は否めない別な切り口があったのでは?私が歳とっただけかも? …続きを読む
    阿部義彦
    2017年08月15日
    23人がナイス!しています
  • 現在進行形のブームや出来事を、民俗学を通してみた著者のエッセイみたいなもの。民俗学がよくわからないので、民俗学を通しているのかさえもわからなかったけど。全体的には面白くもなく、面白くないわけでもなく微 現在進行形のブームや出来事を、民俗学を通してみた著者のエッセイみたいなもの。民俗学がよくわからないので、民俗学を通しているのかさえもわからなかったけど。全体的には面白くもなく、面白くないわけでもなく微妙な感じでした。ただポール・サイモンの『アメリカの歌』を綴った箇所は凄く良かった。この暗く呟きみたいな曲が大好きで、凹んだ時によく聴きます。大丈夫、俺は大丈夫って自分に言い聞かすように・・・。 …続きを読む
    たいぱぱ
    2018年03月08日
    21人がナイス!しています

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