古代研究VI 国文学篇2

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784044002039
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古代研究VI 国文学篇2

  • 著者 折口 信夫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784044002039

『古代研究』の全論文を収録する決定版シリーズ全六巻、ついに完結。

従来の日本文学における〈時間〉〈作品〉〈作家〉の概念を根底から解体し、民俗学的国文学研究として、特異な分野を拓いた折口信夫。その国文学の〈発生とその展開〉に関する、和歌史を主題とした具体論にして各論。「女房文学から隠者文学へ」「万葉びとの生活」「古代民謡の研究」など、古代と近代との対立と融合をめざした、折口万葉論の集大成ともいえる13篇を収録。貴重な全巻「総索引」付き。解説・長谷川政春/安藤礼二 従来の日本文学における〈時間〉〈作品〉〈作家〉の概念を根底から解体し、民俗学的国文学研究として、特異な分野を拓いた折口信夫。その国文学の〈発生とその展開〉に関する、和歌史を主題とした具体論にして各論。「女房文学から隠者文学へ」「万葉びとの生活」「古代民謡の研究」など、古代と近代との対立と融合をめざした、折口万葉論の集大成ともいえる13篇を収録。貴重な全巻「総索引」付き。解説・長谷川政春/安藤礼二

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

短歌本質成立の時代―万葉集以後の歌風の見わたし
女房文学から隠者文学へ―後期王朝文学史
万葉びとの生活
万葉集の解題
万葉集のなり立ち
万葉集研究
叙景詩の発生
古代生活に見えた恋愛
古代民謡の研究
その外輪に沿うて
日本書と日本紀と
相聞の発達
日本文章の発想法の起こり
お伽草子の一考察

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「古代研究VI 国文学篇2」感想・レビュー
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  • ある程度、折口的には区切りかもしれないが、ここにあるのは入り口の議論であるように思える。 言葉の世界は、現実がそうであるように、孤立してあるわけではない。 プレパラートに切り出されたようなものを、い ある程度、折口的には区切りかもしれないが、ここにあるのは入り口の議論であるように思える。 言葉の世界は、現実がそうであるように、孤立してあるわけではない。 プレパラートに切り出されたようなものを、いくつも顕微鏡で見ていく。 国文学とはそのようなものであるようだ。 時の変化、時による変化。 そういったものを、折口は解読せんとする。 その、折口の読み自体も、取り込まれていくし、本を読むことは、読みの迷宮に参加することでもある。 だって、結晶化する前の、流動的な言葉なんですから。 …続きを読む
    ∃.狂茶党
    2022年12月04日
    11人がナイス!しています

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