- 著者 折口 信夫
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784044001971
古代研究II 民俗学篇2
- 著者 折口 信夫
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784044001971
国文学×芸能研究×フィールドワークの結晶がここに。代表的論文を収録。
「ともかく行ってみることだ」行って、見て、具体的に、文献の中に眠っている知識を呼び覚ませ――。
折口がなにより重視していたのは実践であり、その成果として代表されるのが、琉球や雪祭り、花祭りの採訪から生まれた「信太妻の話」そして「翁の発生」である。
折口民俗学の中核をなす二篇をはじめ、前段となる「愛護若」「花の話」など11篇を収録。
国文学と芸能研究融合の萌芽が随所に息づく。
解説・池田弥三郎/安藤礼二
折口がなにより重視していたのは実践であり、その成果として代表されるのが、琉球や雪祭り、花祭りの採訪から生まれた「信太妻の話」そして「翁の発生」である。
折口民俗学の中核をなす二篇をはじめ、前段となる「愛護若」「花の話」など11篇を収録。
国文学と芸能研究融合の萌芽が随所に息づく。
解説・池田弥三郎/安藤礼二
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
盆踊りの話
信太妻の話
愛護若
鸚鵡小町
餓鬼阿弥蘇生譚
小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二)
翁の発生
ほうとする話――祭りの発生 その一
村々の祭り――祭りの発生 その二
山のことぶれ
花の話
解説・折口信夫研究 池田弥三郎
新版解説・霊魂論と祝祭論 安藤礼二
信太妻の話
愛護若
鸚鵡小町
餓鬼阿弥蘇生譚
小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二)
翁の発生
ほうとする話――祭りの発生 その一
村々の祭り――祭りの発生 その二
山のことぶれ
花の話
解説・折口信夫研究 池田弥三郎
新版解説・霊魂論と祝祭論 安藤礼二

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「古代研究II 民俗学篇2」感想・レビュー
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柳田國男に促されて沖縄に渡り、帰路壱岐に寄った際に著者はその民俗学的モチーフを自己のものとしたという。その際著者は、植物の分布から習俗の範囲を調査した柳田と異なり、自ら直観した常世を導出した古代人の異 …続きを読む2025年03月09日6人がナイス!しています
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冒頭の盆踊りの箇所だけ読んだ。内容も然ることながら、どうやってこういう研究を実践するのか、とても気になった。おそらく、長く長く、道標も無い道のりだとは思うけど、各々がこのような方法で各々の知りたいこと …続きを読む2017年02月20日3人がナイス!しています
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霊魂の話と祭りの話。「餓鬼阿弥蘇生譚」が特に面白かった。「ひだる神」には私も山で取り憑かれたことあるよ。あれはほんとに動けなくなるんよなあ。これは全ての論文について言えることだけど、折口がある言葉を別 …続きを読む2023年01月22日1人がナイス!しています