敗者の古代史 戦いに敗れた者たちはどうなったのか?

敗者の古代史 戦いに敗れた者たちはどうなったのか?

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年10月13日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
328
ISBN:
9784046017819
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敗者の古代史 戦いに敗れた者たちはどうなったのか?

  • 著 森 浩一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年10月13日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
328
ISBN:
9784046017819

彼らは本当に敗者だったのか?勝者の視点からは伝わらない古代史の真相

戦中から60年以上研究をリードしてきた日本考古学界の第一人者が、記紀の中で<敗者>と記されている人物・一族を、それぞれの地域の歴史を掘り起こしながら、考古学・文献双方からアプローチする新視点。 戦中から60年以上研究をリードしてきた日本考古学界の第一人者が、記紀の中で<敗者>と記されている人物・一族を、それぞれの地域の歴史を掘り起こしながら、考古学・文献双方からアプローチする新視点。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「敗者の古代史 戦いに敗れた者たちはどうなったのか?」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 図書館本。日本書紀と古事記ではニギハヤイやナガスネヒコが敗者として描かれているが、事実は微妙に違うといった、敗者の側から見た日本古代史。なかなかに読み応えがあるのだが、古代の人名が読みにくくて、また同 図書館本。日本書紀と古事記ではニギハヤイやナガスネヒコが敗者として描かれているが、事実は微妙に違うといった、敗者の側から見た日本古代史。なかなかに読み応えがあるのだが、古代の人名が読みにくくて、また同一人物に複数の名前があったりして、とても読みにくくわかりづらかった。それと、古代史最大の悪役にされた蘇我氏を一通りは引き上げているものの、大王(オオキミ)だったとは書いていない(私はオオキミ〈天皇〉だったと思う)のと、聖徳太子を実在の人物と見ているのが不満(聖徳太子は藤原不比等のでっちあげだと私は思っている) …続きを読む
    AICHAN
    2016年12月30日
    32人がナイス!しています
  • 何回読んでも新たな発見がある。というか、何も知らないときには知らない人向けの、ある程度知識と思考の深さを備えた人にはさらに深い気づきを与えてくれる構成になっているのだ。 何回読んでも新たな発見がある。というか、何も知らないときには知らない人向けの、ある程度知識と思考の深さを備えた人にはさらに深い気づきを与えてくれる構成になっているのだ。
    月をみるもの
    2019年07月12日
    17人がナイス!しています
  • いくらか古代史が頭に入ってないとおいてけぼりをくらいそうな勢いで各章が押し寄せてきた。歴史や地理の授業を受けてるみたいで、なかなか読み応えがあった。著者の本、他にも読んでみたい。地元の西都(斎殿)原古墳 いくらか古代史が頭に入ってないとおいてけぼりをくらいそうな勢いで各章が押し寄せてきた。歴史や地理の授業を受けてるみたいで、なかなか読み応えがあった。著者の本、他にも読んでみたい。地元の西都(斎殿)原古墳群や髪長姫なども登場した。男狭穂塚や女狭穂塚の被葬者が気になる私としては興味深いところ。集中力が途切れ途切れのなか読んだので、さらっと表面だけしか読み取れなかったのが残念。また時間をおいて読み直してみたい。 …続きを読む
    雛子
    2016年12月13日
    13人がナイス!しています

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