夜葬

第23回 日本ホラー小説大賞 読者賞

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041049044
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第23回 日本ホラー小説大賞 読者賞

夜葬

  • 著者 最東 対地
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041049044

衝撃の連続! 第23回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞作

ある山間の寒村に伝わる風習。この村では、死者からくりぬいた顔を地蔵にはめ込んで弔う。くりぬかれた穴には白米を盛り、親族で食べわけるという。この事から、顔を抜かれた死者は【どんぶりさん】と呼ばれた──。 スマホにメッセージが届けば、もう逃れられない。【どんぶりさん】があなたの顔をくりぬきにやってくる。脳髄をかき回されるような恐怖を覚える、ノンストップホラー。第23回日本ホラー小説大賞【読者賞】受賞作! ある山間の寒村に伝わる風習。この村では、死者からくりぬいた顔を地蔵にはめ込んで弔う。くりぬかれた穴には白米を盛り、親族で食べわけるという。この事から、顔を抜かれた死者は【どんぶりさん】と呼ばれた──。 スマホにメッセージが届けば、もう逃れられない。【どんぶりさん】があなたの顔をくりぬきにやってくる。脳髄をかき回されるような恐怖を覚える、ノンストップホラー。第23回日本ホラー小説大賞【読者賞】受賞作!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「夜葬」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 最東対地さんの第23回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞したデビュー作ですね。著者は大阪の方との事で実話怪談とかいう制約はなく、えげつない話を徹底的に追及される姿勢だとお見受けしますね。読者賞を獲得され 最東対地さんの第23回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞したデビュー作ですね。著者は大阪の方との事で実話怪談とかいう制約はなく、えげつない話を徹底的に追及される姿勢だとお見受けしますね。読者賞を獲得された最大の理由はスマホを恐怖アイテムに選んだ事でしょうね。全9章の題名は全部人名という事はどういう意味か容易に推測されますね。ホラー小説というのは何よりも恐怖が身上で、その意味では十分に満足出来ましたね。栃木県の山奥にある鈍振(どんぶり)村に古くから伝わる風習で、死者は顔を神様に返す為に誰もが顔をくり抜かれる。 …続きを読む
    夢追人009
    2021年10月08日
    343人がナイス!しています
  • 貞子とメリーさんをミックスさせて、現代風にスマホで恐怖を演出した王道ホラー。狙われた人間は顔をえぐられる、勝手にメッセージアプリが起動して文字化けしたメッセージが届く(しかも勝手に既読になる)、地図と 貞子とメリーさんをミックスさせて、現代風にスマホで恐怖を演出した王道ホラー。狙われた人間は顔をえぐられる、勝手にメッセージアプリが起動して文字化けしたメッセージが届く(しかも勝手に既読になる)、地図とナビアプリが起動して何者かが自分に近づいてくるのがリアルタイムでわかるなど、恐怖の要素は数々あるが、怖さを削いでしまったのは「最初にネタバレしてしまった」ことにあるように感じる。また、キャラクターもベタベタすぎてまるでライトノベルのような感じも、リアリティが感じられない。 …続きを読む
    徒花
    2017年08月19日
    331人がナイス!しています
  • 栃木県の山奥に伝わる葬儀の慣習。死者から顔をくり貫きその顔を地蔵に嵌め込む…。そして行方不明の人間が顔をくり貫かれた状態の死体で発見される事件が続く。ある雑誌にかかわる恐怖の連鎖。スマホへのメッセージ 栃木県の山奥に伝わる葬儀の慣習。死者から顔をくり貫きその顔を地蔵に嵌め込む…。そして行方不明の人間が顔をくり貫かれた状態の死体で発見される事件が続く。ある雑誌にかかわる恐怖の連鎖。スマホへのメッセージとナビゲーションアプリが勝手に起動するともうそれから逃れることはできない。民族学、都市伝説と…期待は膨らむが次第に萎んでいく。文章のせいか。何か臨場感に欠け恐怖が遠のいていく。凝った表現をしないほうが恐怖を増したと思う。 …続きを読む
    モルク
    2018年10月24日
    122人がナイス!しています

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