三頭の虎はひとつの山に棲めない 日中韓、英国人が旅して考えた

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年09月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
432
ISBN:
9784041048351

三頭の虎はひとつの山に棲めない 日中韓、英国人が旅して考えた

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年09月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
432
ISBN:
9784041048351

イギリス人の僕は、ずっと疑問だった日中韓の奇妙な関係を探ろうと思った

東アジアの国々は、なぜ良好な関係を築けないのだろうか? 
日本・韓国・中国間の確執は一体どれほど根が深く、そしてなぜ今日まで続いているのだろうか? 
これらアジアの三虎の和平を妨害する事で、誰が利益を得ているのだろう? 

これらの問いをきっかけにして、私は大人になってからずっと魅了され続けてきた地域を巡る旅に出たのだった。
(「プロローグ」より)

横浜から始まり、奈良・京都・大阪・広島を経て、福岡へ。
在日コリアンの人たちと話し、戦争の博物館を見て回る。
福岡から船で釜山へ渡り、木浦・扶安・光州・ソウル・保寧を通り、軍事境界線を見て仁川へ。
美容整形に挑戦し、戦争の証言者たちの話を聞く。
仁川からふたたび船でハルビンへ渡り、北京・曲阜・南京・上海、そして香港、中華台北。
孔子の生まれ故郷を訪れ、転換の時にある香港や台湾の若者たちと語り合った。

東京へ帰ってきたとき、ひとつの結論と、未来が見えてきた。
東アジアの国々は、なぜ良好な関係を築けないのだろうか? 
日本・韓国・中国間の確執は一体どれほど根が深く、そしてなぜ今日まで続いているのだろうか? 
これらアジアの三虎の和平を妨害する事で、誰が利益を得ているのだろう? 

これらの問いをきっかけにして、私は大人になってからずっと魅了され続けてきた地域を巡る旅に出たのだった。
(「プロローグ」より)

横浜から始まり、奈良・京都・大阪・広島を経て、福岡へ。
在日コリアンの人たちと話し、戦争の博物館を見て回る。
福岡から船で釜山へ渡り、木浦・扶安・光州・ソウル・保寧を通り、軍事境界線を見て仁川へ。
美容整形に挑戦し、戦争の証言者たちの話を聞く。
仁川からふたたび船でハルビンへ渡り、北京・曲阜・南京・上海、そして香港、中華台北。
孔子の生まれ故郷を訪れ、転換の時にある香港や台湾の若者たちと語り合った。

東京へ帰ってきたとき、ひとつの結論と、未来が見えてきた。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「三頭の虎はひとつの山に棲めない 日中韓、英国人が旅して考えた」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【図書館本】歴史の解釈は色々あると思うので敢えて書かない。ただ、外から見た日本、韓国、中国が分かる書籍でした。今日、長崎の原爆の日を迎え、平和な世の中の為に何が出来るのかが大切だと思います。難しい話も 【図書館本】歴史の解釈は色々あると思うので敢えて書かない。ただ、外から見た日本、韓国、中国が分かる書籍でした。今日、長崎の原爆の日を迎え、平和な世の中の為に何が出来るのかが大切だと思います。難しい話もありましたが、筆者が旅をしながら書いているのでユーモアもあり面白かったです。 …続きを読む
    ももすけ
    2021年08月09日
    39人がナイス!しています
  • 「英国一家、日本を食べる」で入念な下調べと謎のコネクションをみせた著者。今回は日中韓の様々な考えの人とお話します。基本的には第二次大戦から現在までの東アジア史。日本にとって耳が痛い事もあれば、そういう 「英国一家、日本を食べる」で入念な下調べと謎のコネクションをみせた著者。今回は日中韓の様々な考えの人とお話します。基本的には第二次大戦から現在までの東アジア史。日本にとって耳が痛い事もあれば、そういう考え方もあるんだ!と新しい発見だったり、そりゃないよあなた!!というツッコミまで。日本好きの著者さんができるだけ中立の立場で聞き込みをしています。何が真実で何が嘘なのか、どれを信じて支持するのかはアナタ次第です。読みやすく面白い本でした。 …続きを読む
    トムトム
    2021年07月13日
    34人がナイス!しています
  • 「英国一家」のお父さんが日中韓台湾を旅した。それは日本が戦時中にやったことの跡をたどる旅でもあった。意外だったのは日本がしてきた謝罪を評価していること。私は個人的には、靖国参拝や一部の政治家などの言動 「英国一家」のお父さんが日中韓台湾を旅した。それは日本が戦時中にやったことの跡をたどる旅でもあった。意外だったのは日本がしてきた謝罪を評価していること。私は個人的には、靖国参拝や一部の政治家などの言動が歴史問題の拗れを生んでいると思っているのだけれど、著者は反日を政治的に利用している韓中をかなり批判的に書いている。一方で慰安婦や南京大虐殺、731部隊の行いもきっちり書かれている。でも、一番胸が痛くなったのは、今でも自分を日本人だと思っているという台湾の老人が描かれているところだった。 …続きを読む
    Hiroh
    2023年04月23日
    30人がナイス!しています

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