- 著者 吉海 直人
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年10月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784044001865
百人一首の正体
- 著者 吉海 直人
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年10月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784044001865
百人一首を読み解けば、定家晩年の野望が見え隠れする――。
あなたは、本当の百人一首を知っていますか?
誰もが一度は聞いたことがある「小倉百人一首」。しかし、実はこの作品には研究者たちから多くの「謎」が指摘されている。
定家が選出したということの真偽、いつから「百人一首」と呼ばれることになったのか、
どのような基準で百首の歌が選ばれ果たして選ばれた歌はすべて秀歌ばかりなのか?
研究者でもあり、稀代の百人一首コレクターでもある著者が、
百人一首の「なぜ」を読み解き、今まで知らなかった百人一首の姿を浮き彫りにする!
誰もが一度は聞いたことがある「小倉百人一首」。しかし、実はこの作品には研究者たちから多くの「謎」が指摘されている。
定家が選出したということの真偽、いつから「百人一首」と呼ばれることになったのか、
どのような基準で百首の歌が選ばれ果たして選ばれた歌はすべて秀歌ばかりなのか?
研究者でもあり、稀代の百人一首コレクターでもある著者が、
百人一首の「なぜ」を読み解き、今まで知らなかった百人一首の姿を浮き彫りにする!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
序章 百人一首への招待
第一章 百人一首成立の謎
第二章 百人一首の流れ
第三章 百人一首の広がり
第四章 百人一首の撰歌意識を探る
第五章 百人一首の見どころ
第一章 百人一首成立の謎
第二章 百人一首の流れ
第三章 百人一首の広がり
第四章 百人一首の撰歌意識を探る
第五章 百人一首の見どころ
「百人一首の正体」感想・レビュー
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古典文学の中では、知名度抜群の百人一首。実は謎だらけだったとは衝撃的であった。藤原定家が自分の山荘を飾る目的で選んだ、というよく知られた話ですら、定家自身の日記と食い違っているし、本当にその歌はその作 …続きを読む2018年12月10日50人がナイス!しています
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「百人一首」の入門書としては最初に読む本ではなくて、2冊目の『百人一首の招待』として本書の位置づけなのだが、それでは最初の入門書は何がいいのだろう。むしろ本ではなくて「百人一首かるた」ではないか?定家 …続きを読む2020年12月17日23人がナイス!しています
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ちくま新書から出された本を20年後に改稿改題出版した物。題名は謎解きのようだが、地道な研究成果を纏めている本。本分野には尚研究余地が多い由。百人一首はかるた遊びとして大衆化した事から、我が国歴代珠玉和歌 …続きを読む2023年05月26日14人がナイス!しています