人生はいつもちぐはぐ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784044001834
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人生はいつもちぐはぐ

  • 著者 鷲田 清一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784044001834

「これで死ねる」と最後に言えるその日まで――。哲学者がつむぐ日々の思考

昔のおとなが背中で伝えた、生きるうえで大切なこと。
未来の同業者にみっともない仕事はできないという、職人の矜持。
般若心経を丸ごと暗記した五歳児のまなざしの先にあるもの。
大きな災害を前に口ごもるしかない、私たちの気持ち――。
生きることの機微をめぐる思考が、
日々の出会いやエピソード、遠い日の記憶から立ち上がる。
まなび、痛み、しあわせ、自由、弱さなど、
身近なことばを起点に広がってゆく哲学エッセイ。

(角川学芸出版刊『おとなの背中』改題)
昔のおとなが背中で伝えた、生きるうえで大切なこと。
未来の同業者にみっともない仕事はできないという、職人の矜持。
般若心経を丸ごと暗記した五歳児のまなざしの先にあるもの。
大きな災害を前に口ごもるしかない、私たちの気持ち――。
生きることの機微をめぐる思考が、
日々の出会いやエピソード、遠い日の記憶から立ち上がる。
まなび、痛み、しあわせ、自由、弱さなど、
身近なことばを起点に広がってゆく哲学エッセイ。

(角川学芸出版刊『おとなの背中』改題)

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

まえがき ―― 「これで死ねる」と言えるとき

1.伝えること/応えること

2.おとなの背中

3.人生はいつもちぐはぐ

4.ぐずぐずする権利

5.言葉についておもうこと

6.贈りあうこと

7.東日本大震災後 2011-12

「人生はいつもちぐはぐ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 2013年刊。いわゆる徒然草的エッセイだが、最終章には東日本大震災から一年後時点での、あらゆる感慨にふれている。この手のエッセイは、書き手と感性が合うかどうか。それで全てが決まると言っても過言ではない。理 2013年刊。いわゆる徒然草的エッセイだが、最終章には東日本大震災から一年後時点での、あらゆる感慨にふれている。この手のエッセイは、書き手と感性が合うかどうか。それで全てが決まると言っても過言ではない。理屈っぽいなぁと鼻白むか、ああわかってる人がいたとほっとするか。内容は「哲学」や「禅の教え」のようなもので、様々なアンビバレンツを、「余白」ありきでいいじゃないか、なぁなぁの世界を許そう、というもの。どのみち人生なんて、まったき明白な答えなんてものはない。同調圧力と個人主義が横行する世の中、ゆっくり行こう。 …続きを読む
    鷺@みんさー
    2018年11月30日
    42人がナイス!しています
  • 初の鷲田さん。新聞や雑誌に載せたものを集めたエッセー集。文章は読みやすいのですが、あまりにも短すぎて内容に面白味を感じませんでした。もう少し突っ込んだ考えを聞かせてほしかったという印象。 初の鷲田さん。新聞や雑誌に載せたものを集めたエッセー集。文章は読みやすいのですが、あまりにも短すぎて内容に面白味を感じませんでした。もう少し突っ込んだ考えを聞かせてほしかったという印象。
    to boy
    2017年05月05日
    24人がナイス!しています
  • 人と相性があるように、ことばとも相性がある。鷲田清一さんのことばとはどうやら相性がいいようだ。心のこもったことばたちが私に触れて、私のこころが動き始める。常にただよい形を変える思想の一瞬の断片をつない 人と相性があるように、ことばとも相性がある。鷲田清一さんのことばとはどうやら相性がいいようだ。心のこもったことばたちが私に触れて、私のこころが動き始める。常にただよい形を変える思想の一瞬の断片をつないだエッセイ集。鞄に入っているといつもより少し楽に、穏やかに生きることができそうな気がする。 …続きを読む
    さや
    2017年11月07日
    17人がナイス!しています

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