週末カミング

週末カミング

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041048276
label

週末カミング

  • 著者 柴崎 友香
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041048276

週末は、いつもより、少しだけ特別な日。輝いて見える日。

30代で独身、恋愛、結婚に縁がなく、平日は生活のためにひたすら働いている女たちの何気ない日常がこまやかな感性とともに描かれている。だからこそ、、週末のどこかへの旅が特別になる。
ひょんな事故から乗り合わせることになったドライブ――日常からふっと「週末」ぐらいの距離感で抜け出したその先にあるもの――。

「野性時代」「デジタル野生時代」に掲載した短編に、「モンキービジネス」に掲載、英語版にも載っている「海沿いの道」、「わたしがいなかった街で」につながる「ハルツームにわたしはない」も収録した全8篇。どれも週末にまつわる話です。(著者オフィシャルサイトより)
30代で独身、恋愛、結婚に縁がなく、平日は生活のためにひたすら働いている女たちの何気ない日常がこまやかな感性とともに描かれている。だからこそ、、週末のどこかへの旅が特別になる。
ひょんな事故から乗り合わせることになったドライブ――日常からふっと「週末」ぐらいの距離感で抜け出したその先にあるもの――。

「野性時代」「デジタル野生時代」に掲載した短編に、「モンキービジネス」に掲載、英語版にも載っている「海沿いの道」、「わたしがいなかった街で」につながる「ハルツームにわたしはない」も収録した全8篇。どれも週末にまつわる話です。(著者オフィシャルサイトより)

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

蛙王子とハリウッド
ハッピーでニュー
つばめの日
なみぎゅまの日
海沿いの道
地上のパーティ
ここからは遠い場所
ハルツームのわたしはいない
あとがき

「週末カミング」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 同じく在米の読み友さんが、日本で買ってきてくれたこちらを、友情に感謝しつつ。週末を共通のモチーフに、どれも身近にいそうな人物が主人公。なんといっても彼らの日常の切り取りがうまい。そのうまさにはからずも 同じく在米の読み友さんが、日本で買ってきてくれたこちらを、友情に感謝しつつ。週末を共通のモチーフに、どれも身近にいそうな人物が主人公。なんといっても彼らの日常の切り取りがうまい。そのうまさにはからずも読者が惹き込まれる。どれも好みの感じだが『なみゅぎまの日』は思わずわたしも不思議な体験をした受験日を思い出した。読み終わった今でも「なみゅぎま」の意味はわからないけれど。各作品ともブチっと終わる感じが好き。読者に丸投げ的な、ね。 …続きを読む
    ミカママ
    2022年11月07日
    482人がナイス!しています
  • 『きょうのできごと』、『…、十年後』、『次の町まで、…?』など、一、二日の日常を切り取って描いた柴崎さんの作品が好きだ。この本も日常を切り取った八編の短編集だが、すべて“週末”の日常ということが共通してい 『きょうのできごと』、『…、十年後』、『次の町まで、…?』など、一、二日の日常を切り取って描いた柴崎さんの作品が好きだ。この本も日常を切り取った八編の短編集だが、すべて“週末”の日常ということが共通している。もちろん、日常といっても主人公たちにとっては、記憶に残るような週末が描かれているが、やはり『きょうのできごと』のような続編もあり映画化もされ、読者も感情移入して懐かしさを感じるような作品と違い、残念ながら短編ということもあって心に残ったとは言えなかった。ただ再読すれば印象が変わる作品かもしれない。 …続きを読む
    hiro
    2020年05月04日
    85人がナイス!しています
  • 短編集。ページ数が少ない割に読むのに時間がかかってしまいました。全作品何が言いたいのかよくわからなかったし、楽しい週末に向けて・・という話でもないし前向きになれるかと思えばそれほどでもないみたいな話ば 短編集。ページ数が少ない割に読むのに時間がかかってしまいました。全作品何が言いたいのかよくわからなかったし、楽しい週末に向けて・・という話でもないし前向きになれるかと思えばそれほどでもないみたいな話ばかりでした。どの作品の主人公も自分の中での哲学的な考えを持っていて周囲の人にわかってもらいたいわけではないので自分の中でだけ消化するようなキャラで何かわかる気もしました。周囲とのかかわり合いや日常の風景からこんな考え方もできるのだなと思えました。『つばめの日』『ここからは遠い場所』が良かったです。 …続きを読む
    2017年04月15日
    63人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品