- 著者 石山 透
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年03月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041047446
新八犬伝 起
- 著者 石山 透
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年03月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041047446
昭和48年から放映された伝説の「人形劇」が、完全小説版として蘇る!
時は室町時代、安房の国は里見城で打ち首となった玉梓(たまずさ)の祟りに立ち向かうため、伏姫(ふせひめ)は犬の八房(やつふさ)とともに己の胎内から八つの珠を持つ八犬士を生み出す。十数年後、「孝」の珠を持つ犬塚信乃(いぬづかしの)は、父の形見の名刀村雨を、さもしい浪人網乾左母二郎(あぼしさもじろう)にだまし取られ、恋人浜路とも離れ離れになるが、それはすべて、玉梓が怨霊の仕業だった。『南総里見八犬伝』の大胆な解釈のもと大人気を博した人形劇を、脚本家石山透自らが書き下ろした、完全小説版!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
一 シロが子犬を生んだ、かくて物語は始まる
二 怨霊が夜空を飛んで、狸は子犬に乳をやる
三 体に散る八つの花房、果たしてどんな宿命か
四 役の行者が現れて、伏姫に数珠を授ける
…
十六 伏姫ゆかりの八犬士、犬塚信乃に陰謀の渦
…
三七 現れた四番目の珠、浮き出る忠の一文字
二 怨霊が夜空を飛んで、狸は子犬に乳をやる
三 体に散る八つの花房、果たしてどんな宿命か
四 役の行者が現れて、伏姫に数珠を授ける
…
十六 伏姫ゆかりの八犬士、犬塚信乃に陰謀の渦
…
三七 現れた四番目の珠、浮き出る忠の一文字
「新八犬伝 起」感想・レビュー
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なんというかちょっとした手違いで承の巻に起のレビュー書いちゃったからね。承の巻の感想をやはりここで述べるのは筋違いと言うかネタバレ感満載になりそうなので書きたい気持ちいっぱいだけど諦める。(笑)でもね …続きを読む2017年04月05日54人がナイス!しています
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読み出してビックリ! あの人形劇がそのまま浮かんでくる語り口。たまに入る章の説明なんて 坂本九の顔まで浮かべてしまう。何よりも、小さい頃に観ていた八犬伝は 内容を理解できないままジュサブローの縮緬地の人 …続きを読む2017年07月27日31人がナイス!しています
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以前読んだ現代語訳南総里見八犬伝もしっかりエンターテイメントだったが、こちらは更に増してエンターテイメント。頁を繰る手が止まらず、楽しくサクサク読める。続く承・転・結も楽しみ。こんな楽しい物語が人行劇で …続きを読む2018年07月05日6人がナイス!しています