- 著者 白井 智之
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年10月01日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784041046289
おやすみ人面瘡
- 著者 白井 智之
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年10月01日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784041046289
グロテスクな世界観と論理的推理で組み上げられる、狂気の本格推理。
全身に“脳瘤”と呼ばれる“顔”が発症する奇病“人瘤病”が蔓延した日本。人瘤病患者は「間引かれる人」を意味する「人間」という蔑称で呼ばれ、その処遇は日本全土で大きな問題となっていた。そんな中、かつて人瘤病の感染爆発があった海晴市で殺人事件が起きる。墓地の管理施設で人瘤病患者の顔が潰され、地下室では少女が全身を殴打され殺されていたのだ。容疑者は4人の中学生。さらに、事件の真相を見抜いた男は、逆上した容疑者のひとりに突き飛ばされ、机の角で頭を打って死亡してしまった……かと思いきや、死んだはずの探偵の身体に発症した、いくつもの“顔”が喋り始め――。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「おやすみ人面瘡」感想・レビュー
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このミス、本ミスのランキング作品でとりあえず一番興味が沸いた一冊。かなり面白かったが、ジンタの状態?が良く理解出来ない。『人間』の正しい読み方も謎。というかややこしい。人間ヘルスの首の上に乗って踏みつ …続きを読む2016年12月24日323人がナイス!しています
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『人瘤病。ウイルス性。人の顔をした瘤となって身体の至るところに現れ、廃人同様となっても生命は維持。切除は瘤の数を悪戯に増やすだけであるため禁止。他人の咳に過剰に反応し、尋常ならぬ暴れ方をする特徴あり。 …続きを読む2016年11月24日169人がナイス!しています
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この作品に好き嫌いを問われたら涙目で「好きではない…」と答える…それでも渋面つくりながら必死に読んだことに間違いはない。それにしてもココ稀に見る痛み苦しみ味わう辛い読書だった…全身に人の顔をした瘤ができ …続きを読む2019年12月07日130人がナイス!しています