山の霊異記 幻惑の尾根

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年07月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041044766
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山の霊異記 幻惑の尾根

  • 著者 安曇 潤平
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年07月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041044766

山をこよなく愛する著者による、至高の山岳怪談。

閉ざされた無人の山小屋で起きる怪異、使われていないリフトに乗っていたモノ、山道に落ちていた小さな赤い靴の不思議。登山者や山に関わる人々から訊き集めた、美しき自然とその影にある怪異を活写した恐怖譚。 閉ざされた無人の山小屋で起きる怪異、使われていないリフトに乗っていたモノ、山道に落ちていた小さな赤い靴の不思議。登山者や山に関わる人々から訊き集めた、美しき自然とその影にある怪異を活写した恐怖譚。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「山の霊異記 幻惑の尾根」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「赤いヤッケの男」を再読して、安曇潤平熱に火がついてしまいました。今回は山でのいや~な出逢いが多かった。気さくな女性登山者が一夜で人格が変わってしまったり、登山路で人形を乳母車に乗せた男に追いかけられ 「赤いヤッケの男」を再読して、安曇潤平熱に火がついてしまいました。今回は山でのいや~な出逢いが多かった。気さくな女性登山者が一夜で人格が変わってしまったり、登山路で人形を乳母車に乗せた男に追いかけられたり、死神のような男に付きまとわれたり。でも一方で遭難で亡くなった友の息吹を感じたり、仙人のような犬に出会ったりも。特にラストの「息子」は、グッときます。単行本にはなかった「文庫版あとがき」と解説もお得感がありました。さあ、次は「黒い遭難碑」だ! …続きを読む
    ネムコ
    2018年05月08日
    40人がナイス!しています
  • 勢いがついてしまって、もう一冊安曇さんの本を再読。登山にまつわる不思議な話、怖い話。中でも「豹変の山」「赤い靴」がこわい。 勢いがついてしまって、もう一冊安曇さんの本を再読。登山にまつわる不思議な話、怖い話。中でも「豹変の山」「赤い靴」がこわい。
    ネムコ
    2019年10月07日
    32人がナイス!しています
  • 安曇さんの登山怪談、「赤いヤッケの男」に続いて2冊目。怖さは「赤い…」のがずっと怖かった。そもそも登山のウェブサイトを主宰している方、山々の描写がとにかくお上手である。怪談としては少し物足りなかったかな。 安曇さんの登山怪談、「赤いヤッケの男」に続いて2冊目。怖さは「赤い…」のがずっと怖かった。そもそも登山のウェブサイトを主宰している方、山々の描写がとにかくお上手である。怪談としては少し物足りなかったかな。でも「息子」のような話には胸が熱くなる(;_;) 全体を通して優しい文体に好感が持てる。 …続きを読む
    cao-rin
    2017年10月20日
    28人がナイス!しています

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