拝み屋怪談 禁忌を書く

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年07月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041044650
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拝み屋怪談 禁忌を書く

  • 著者 郷内 心瞳
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年07月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041044650

現役の拝み屋を営む著者が語る、恐怖の実体験

優しい母として逝った依頼主、白無垢姿の花嫁、昵懇の間柄だったひと、心に怪物を抱えた女――四人の女性の存在とその顛末を中心に、多彩な顔を持つ「怪異」を収録した、拝み屋を生業にする著者による実話集! 優しい母として逝った依頼主、白無垢姿の花嫁、昵懇の間柄だったひと、心に怪物を抱えた女――四人の女性の存在とその顛末を中心に、多彩な顔を持つ「怪異」を収録した、拝み屋を生業にする著者による実話集!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「拝み屋怪談 禁忌を書く」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【真夏のホラー読書】、【日本の夏はやっぱり怪談】イベントで読了。「拝み屋怪談」シリーズの最新作。怖さは「花嫁の家」が上ですね。本作では病に倒れた若い母親が家族を想い、想われる話し等、良い話し系も有りま 【真夏のホラー読書】、【日本の夏はやっぱり怪談】イベントで読了。「拝み屋怪談」シリーズの最新作。怖さは「花嫁の家」が上ですね。本作では病に倒れた若い母親が家族を想い、想われる話し等、良い話し系も有ります。また、「花嫁の家」執筆中の作者に起こる様々な怪異。押入れからの音の原因が分かったり、ほっとする内容も多かった。人間、実社会で懸命に生きて、自分の力ではどうしようもない時に「拝み屋さん」に拝んで貰い、背中を押して貰い歩いてゆく。結局、人生を切り開くのは自分の努力と心掛けによる。私も懸命に生きようと感じた。 …続きを読む
    yoshida
    2016年08月21日
    150人がナイス!しています
  • この「禁忌」とは前々作【花嫁の家】のことだ。あの恐るべき家系に纏わる顛末を世に出すな!と警告するかのような不可解な出来事が続く。PCのデータが消える、原稿が燃える、筆者の体調が著しく低下する。押入の中から この「禁忌」とは前々作【花嫁の家】のことだ。あの恐るべき家系に纏わる顛末を世に出すな!と警告するかのような不可解な出来事が続く。PCのデータが消える、原稿が燃える、筆者の体調が著しく低下する。押入の中から指で引っ掻くようなカサカサという音、依頼者からの電話に混じる女の笑い声、肩に乗せられる白塗りの手。本当に実話なのか。怖すぎる。結末に待っていた真相は…驚いた。多少のフィクションがある、のだとしても飽きさせない展開、構成の妙、ミステリーとしても読ませる。次はいよいよあの「K.K」との対決か。 …続きを読む
    みっちゃん
    2018年04月29日
    132人がナイス!しています
  • 作者の本もあと一冊を残すのみだが、実話怪談と言いながら、どんどん現実離れしてくると感じるのは何故だろう。今回四人の女性(?)が出てくるのだが、なんだか四人とも現実離れしていて、実際に居た女性とはとても思 作者の本もあと一冊を残すのみだが、実話怪談と言いながら、どんどん現実離れしてくると感じるのは何故だろう。今回四人の女性(?)が出てくるのだが、なんだか四人とも現実離れしていて、実際に居た女性とはとても思えない。拝み屋という職業柄かもしれないが、怪異の正体を明らかにせず、現実に目を向けて正しく生きなさいと説教するのは、ハマる人にはハマるのかもしれないが、斜に構えた身にはお決まりの対応と見えたりする。自分が「見える」人でなくて、余計なことに心煩わされずに、つくづく良かったと思わせられた一冊である。辛口評価。 …続きを読む
    ハイランド
    2018年01月12日
    113人がナイス!しています

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