- 著者 中沢 新一
- 著者 小澤 實
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年12月24日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784044001551
俳句の海に潜る
- 著者 中沢 新一
- 著者 小澤 實
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年12月24日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784044001551
俳句はアースダイバーの文芸である――。その人類史的可能性をめぐる対話
俳句は自然認識の最前線であり、古代と前衛のふたつの回路から世界の本質に迫ろうとしている――。深川・甲州・諏訪を漂い、縄文の古層へ。詩とアニミズムの新たな地平が浮かび上がる、人類学者と俳人の異色対談!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
はじめに (中沢新一)
第一章 自然認識としての俳句
第二章 陸から海へ ── 深川にて
俳句と仏教 (中沢新一)
第三章 定住と漂泊 ―― 甲州にて
俳句のアニミズム (中沢新一)
第四章 アヴァンギャルドと神話 ―― 諏訪にて
中沢さんと話しながら、俳句について考えたこと (小澤實)
第一章 自然認識としての俳句
第二章 陸から海へ ── 深川にて
俳句と仏教 (中沢新一)
第三章 定住と漂泊 ―― 甲州にて
俳句のアニミズム (中沢新一)
第四章 アヴァンギャルドと神話 ―― 諏訪にて
中沢さんと話しながら、俳句について考えたこと (小澤實)
「俳句の海に潜る」感想・レビュー
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詩学とは結局のところ言葉の物質化の方法論なのかしらね。本書は主に芭蕉の人と句を手掛かりに、水平方向へと地平を展開する文化が誤魔化そうとする所の垂直方向としての自然の古層へと触れようとする意志…としての …続きを読む2017年03月20日10人がナイス!しています
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小沢新一(人類学者? 宗教学者?)と小澤實(俳人)の交流録で、対談と講演録と対談から派生したエッセイが収録されています。書名が『俳句の海に潜る』なので、俳句に興味のない読者はまず手に取りそうもない本ですが …続きを読む2017年01月27日10人がナイス!しています
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ニューアカの旗手であり、人類学者として学際的な活動を続ける中沢新一さんと、芭蕉をどこまでも尊ぶ姿勢の俳人、小澤實さんの対談。中沢さんが8割方しゃべっている気がする。笑 「俳句とアニミズム」のところ、小 …続きを読む2017年01月08日10人がナイス!しています