- 著者 澤村伊智
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年07月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784041043554
ずうのめ人形
- 著者 澤村伊智
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年07月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784041043554
今度の怪異はあなたの手の中に――嗤い声が聞こえたら、もう逃げられない。
オカルト雑誌で働く藤間は、同僚から都市伝説にまつわる原稿を託される。それは一週間前に不審死を遂げたライターが遺したものらしい。原稿を読み進め「ずうのめ人形」という都市伝説に触れた時――怪異が、始まる。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
おすすめコメント
リーダビリティが凄い。ホラーの皮をかぶった正統派エンタメ。
他のジャンルも読んでみたい。
――有川浩氏
祖父は『青蛙堂鬼談』、父は『リング』──
最恐ホラーのDNAは、澤村伊智が受け継いだ!
――東雅夫氏(幻想文学評論家)
ホラーであると同時にミステリとしても非凡な出来映え。
どうすれば逃れられるのか、読者も考えながら読んでほしい。
――千街晶之氏(ミステリ評論家)「本の旅人」8月号より
「ずうのめ人形」感想・レビュー
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「ぼぎわんが、来る」に続いて、澤村伊智2作目です。今回は「リング」のオマージュホラーでした。ストーリー自体はシンプルですが、著者は文章に恐怖を織り込むテクニックに優れている感じがします。最後は少し呆気 …続きを読む2016年08月26日560人がナイス!しています
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野崎と真琴が登場して、あ、これは『ぼぎわん』の続編というか、もしかしてシリーズ化を意識している?と感じた。そうなるといいなと思う。この作品も『ぼぎわん』同様、ただの怖い話で終わってはいない。人間が心に …続きを読む2016年09月08日464人がナイス!しています
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オカルト誌の編集者である藤間は、ライター湯水の変死に遭う。湯水の調べていた都市伝説「ずうのめ人形」は伝染する呪いであり、呪われた者は4日で死ぬ。呪われた藤間は、ライターの野崎、野崎の婚約者である真琴と …続きを読む2017年10月28日384人がナイス!しています
著者紹介
澤村伊智 (さわむら・いち)
1979年大阪府生まれ。東京都在住。幼少時より怪談/ホラー作品に慣れ親しみ、岡本綺堂の作品を敬愛する。2015年「ぼぎわんが、来る」(受賞時のタイトルは「ぼぎわん」)で第22回日本ホラー小説大賞<大賞>を受賞。巧妙な語り口と物語構成によって、全選考委員から高い評価を獲得した。新たなホラーブームを巻き起こす旗手として期待されている。