ミュシャのすべて

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年12月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
240
ISBN:
9784040820811

ミュシャのすべて

  • 協力 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年12月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
240
ISBN:
9784040820811

日本初上陸! ミュシャの代表作《スラヴ叙事詩》全作品を徹底解説!

2017年3月より、日本で初公開されるアルフォンス・ミュシャ晩年の超大作《スラヴ叙事詩》、全20作を詳解! 
また人気の商業ポスター、装飾パネルから、挿絵、工芸デザイン、油彩画まで、ミュシャの全生涯における作品180点を、オールカラーで紹介します。

■主な収録作品
・ポスター・装飾パネル画/《ジスモンダ》、《椿姫》、《サラ・ベルナール》、《四季》、《黄道十二宮》、《サロン・デ・サン》、《メディア》、《ハムレット》、《トスカ》、《四つの花》、《四芸術》、《夢想》、《四つの宝石》、《四つの星》、など
・油彩画/《ポエジー》、《クオ・ヴァディス》、《ウミロフ・ミラー》、《百合の聖母》、《ハーモニー》
・書籍/『白い象の伝説』、『主の祈り』、『装飾資料集』
・工芸品/《ラ・ナチュール》、《岩に座る裸婦》、紙幣のデザインなど
・チェコ時代のポスター/《ヒヤシンス姫》、《ソコル祭》、《イヴァンチッツェ地方祭》、《ズデンカ・チェルニー》、《ロシア復興》、《スラヴ叙事詩》展ポスターなど
・油彩画/《女占い師》、《異教の彫像をもつ女》、《星》、《巫女》、《眠れる大地の春の目覚め》など
・《スラヴ叙事詩》全20作
1 原故郷のスラヴ民族/2 リューゲン島(ルヤ―ナ島)でのスヴァントヴィート祭/3 スラヴ式典礼の導入/4 ブルガリア皇帝シメオン/5 プジェミスル・オタカル2世/6 東ローマ皇帝として戴冠するセルビア皇帝ステファン・ドゥシャン/7 クロムニェジーシュのミリーチ/8 グリュンヴァルトの戦いの後/9 ベツレヘム礼拝堂で説教をするヤン・フス師/10 クジーシュキでの集会/11 ヴィートコフ山の戦いの後/12 ヴォドニャニでのペトル・ヘルチツキー/13 フス派の王イジー・ス・ポジュブラト/14 ニコラ・シュヴィッチ・ズリンスキによるシゲトヴァールの対トルコ防衛/15 イヴァンチツェの兄弟団学校/16 ヤン・アモス・コメンスキーのナールデンでの最後の日々/17 聖アトス山/18 スラヴの菩提樹の下でおこなわれる「オムラディナ」の誓い/19 ロシアの農奴制廃止/20 スラヴ賛歌

■解説(掲載順)
冨田章(東京ステーションギャラリー館長)
白田由樹(大阪市立大学大学院文学研究科准教授)
小野尚子(兵庫県立美術館学芸員)
2017年3月より、日本で初公開されるアルフォンス・ミュシャ晩年の超大作《スラヴ叙事詩》、全20作を詳解! 
また人気の商業ポスター、装飾パネルから、挿絵、工芸デザイン、油彩画まで、ミュシャの全生涯における作品180点を、オールカラーで紹介します。

■主な収録作品
・ポスター・装飾パネル画/《ジスモンダ》、《椿姫》、《サラ・ベルナール》、《四季》、《黄道十二宮》、《サロン・デ・サン》、《メディア》、《ハムレット》、《トスカ》、《四つの花》、《四芸術》、《夢想》、《四つの宝石》、《四つの星》、など
・油彩画/《ポエジー》、《クオ・ヴァディス》、《ウミロフ・ミラー》、《百合の聖母》、《ハーモニー》
・書籍/『白い象の伝説』、『主の祈り』、『装飾資料集』
・工芸品/《ラ・ナチュール》、《岩に座る裸婦》、紙幣のデザインなど
・チェコ時代のポスター/《ヒヤシンス姫》、《ソコル祭》、《イヴァンチッツェ地方祭》、《ズデンカ・チェルニー》、《ロシア復興》、《スラヴ叙事詩》展ポスターなど
・油彩画/《女占い師》、《異教の彫像をもつ女》、《星》、《巫女》、《眠れる大地の春の目覚め》など
・《スラヴ叙事詩》全20作
1 原故郷のスラヴ民族/2 リューゲン島(ルヤ―ナ島)でのスヴァントヴィート祭/3 スラヴ式典礼の導入/4 ブルガリア皇帝シメオン/5 プジェミスル・オタカル2世/6 東ローマ皇帝として戴冠するセルビア皇帝ステファン・ドゥシャン/7 クロムニェジーシュのミリーチ/8 グリュンヴァルトの戦いの後/9 ベツレヘム礼拝堂で説教をするヤン・フス師/10 クジーシュキでの集会/11 ヴィートコフ山の戦いの後/12 ヴォドニャニでのペトル・ヘルチツキー/13 フス派の王イジー・ス・ポジュブラト/14 ニコラ・シュヴィッチ・ズリンスキによるシゲトヴァールの対トルコ防衛/15 イヴァンチツェの兄弟団学校/16 ヤン・アモス・コメンスキーのナールデンでの最後の日々/17 聖アトス山/18 スラヴの菩提樹の下でおこなわれる「オムラディナ」の誓い/19 ロシアの農奴制廃止/20 スラヴ賛歌

■解説(掲載順)
冨田章(東京ステーションギャラリー館長)
白田由樹(大阪市立大学大学院文学研究科准教授)
小野尚子(兵庫県立美術館学芸員)

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

●総論 「ミュシャ芸術の本質――祖国を愛した時代の寵児」 解説:冨田章(東京ステーションギャラリー館長)
●Chapter1 パリでの飛躍 挿絵画家からポスター作家へ
「ミュシャとサラ・ベルナール」 解説:白田由樹(大阪市立大学大学院文学研究科准教授)
●Chapter2 パリ時代II ポスター画黄金期 
「ミュシャとパリ万国博覧会」 解説:小野尚子(兵庫県立美術館学芸員)
●Chapter3 祖国のために アメリカからチェコへ 
「チェコ時代のミュシャ」 解説:小野尚子(兵庫県立美術館学芸員)
●Chapter4 《スラブ叙事詩》 祖国への祈り 
「《スラヴ叙事詩 》秘話」 解説:小野尚子(兵庫県立美術館学芸員)
1 原故郷のスラヴ民族/2 リューゲン島(ルヤ―ナ島)でのスヴァントヴィート祭/3 スラヴ式典礼の導入/4 ブルガリア皇帝シメオン/5 プジェミスル・オタカル2世/6 東ローマ皇帝として戴冠するセルビア皇帝ステファン・ドゥシャン/7 クロムニェジーシュのミリーチ/8 グリュンヴァルトの戦いの後/9 ベツレヘム礼拝堂で説教をするヤン・フス師/10 クジーシュキでの集会/11 ヴィートコフ山の戦いの後/12 ヴォドニャニでのペトル・ヘルチツキー/13 フス派の王イジー・ス・ポジュブラト/14 ニコラ・シュヴィッチ・ズリンスキによるシゲトヴァールの対トルコ防衛/15 イヴァンチツェの兄弟団学校/16 ヤン・アモス・コメンスキーのナールデンでの最後の日々/17 聖アトス山/18 スラヴの菩提樹の下でおこなわれる「オムラディナ」の誓い/19 ロシアの農奴制廃止/20 スラヴ賛歌
●年表―ミュシャの生涯と作品

「ミュシャのすべて」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • アールヌーヴォーの寵児として活躍したデザイナーの顔とスラブ民族の歴史と精神を描き続けた愛国的な画家としての顔の二つの顔を持つミュシャ。フルカラーで観れてかなりお得な一冊。 アールヌーヴォーの寵児として活躍したデザイナーの顔とスラブ民族の歴史と精神を描き続けた愛国的な画家としての顔の二つの顔を持つミュシャ。フルカラーで観れてかなりお得な一冊。
    マエダ
    2017年08月11日
    91人がナイス!しています
  • 有名なサラ・ベルナールのポスターだけでなく、挿絵画家時代の作品『白い象の伝説』の挿絵、各種広告ポスター、そして大作『スラブ叙事詩』20作がフルカラーで掲載されている。すべての絵が新書サイズに縮小されて 有名なサラ・ベルナールのポスターだけでなく、挿絵画家時代の作品『白い象の伝説』の挿絵、各種広告ポスター、そして大作『スラブ叙事詩』20作がフルカラーで掲載されている。すべての絵が新書サイズに縮小されてしまっているため『スラブ叙事詩』のあの圧倒的な迫力は伝わっては来ないが、20作すべてが解説付きというのが、ありがたい。ミュシャの作風や芸術観、故郷への思いなどを知るうえでとても参考になる。 …続きを読む
    NAO
    2017年03月25日
    79人がナイス!しています
  • ミュシャというとポスターや装飾パネルといったグラフィック・デザイナーとしての活躍に目を向けがちですが、本書では歴史画家としてのミュシャにも焦点を当てた内容になっています。特に「スラブ叙事詩」20点の制作 ミュシャというとポスターや装飾パネルといったグラフィック・デザイナーとしての活躍に目を向けがちですが、本書では歴史画家としてのミュシャにも焦点を当てた内容になっています。特に「スラブ叙事詩」20点の制作に至るまでの経緯や、20点の一枚一枚に丁寧な解説がついているので、国立新美術館にて開催中の「ミュシャ展」の予習本としても最適な本でした。新書ですが、フルカラーな上に作品も豊富に掲載されており、ミュシャファンだけでなく入門書としても満足出来る内容ではないでしょうか。この本を片手に美術展に行くのが楽しみです。 …続きを読む
    依空
    2017年03月11日
    75人がナイス!しています

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