- 著者 佐藤 雅美
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年04月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784041042137
知の巨人 荻生徂徠伝
- 著者 佐藤 雅美
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年04月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784041042137
近代思想の礎を築いた不屈の天才の生涯を描く、直木賞作家渾身の歴史長編!
近代思想の礎を築いた不屈の天才の生涯を描く、直木賞作家渾身の歴史長編!
日本人が知と知を競い合っていた江戸時代中期。
当時全盛期だった中国伝来の朱子学を乗り越え、儒学に新風を巻き起こした男、荻生徂徠。
父の江戸追放、貧困に喘ぐ日々、学者たちからの批判と反撥……様々な苦難が立ちはだかろうとも、徂徠は学問への情熱をたやすことはなかった。
不屈の天才の全てが此処に……歴史長編の金字塔!
解説・宇野重規
日本人が知と知を競い合っていた江戸時代中期。
当時全盛期だった中国伝来の朱子学を乗り越え、儒学に新風を巻き起こした男、荻生徂徠。
父の江戸追放、貧困に喘ぐ日々、学者たちからの批判と反撥……様々な苦難が立ちはだかろうとも、徂徠は学問への情熱をたやすことはなかった。
不屈の天才の全てが此処に……歴史長編の金字塔!
解説・宇野重規
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「知の巨人 荻生徂徠伝」感想・レビュー
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読めば読むほど、荻生徂徠は物語の対象にはならない人物だと思えてくる。 だから本書は読んでいても没頭させるようなところが全くない。正直、欠伸を噛み殺すことも数回あった。 物心付いてから死ぬまで儒学の研鑽 …続きを読む2020年10月06日15人がナイス!しています
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歴史の教科書で名前こそ学ぶが、実際何をやり、どういうことで大きな存在かまるで知らず。原典に回帰し、聖人とは何かから初めて儒学の根底を語る、なるほど大きな存在に違いないし、江戸時代の学問の精緻さもすごい …続きを読む2019年01月23日13人がナイス!しています
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陸奥宗光は投獄中にベンサムと荻生徂徠を読んで影響を受けたそうです。漢文を白文で上から下へと読む「古文辞学」を唱え、古典の真意を探究して朱子学を批判した。荻生徂徠が仏教嫌いというのは残念ですが、その「知 …続きを読む2022年08月27日7人がナイス!しています