- 著者 加藤 聖文
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年11月25日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784047035850
国民国家と戦争 挫折の日本近代史
- 著者 加藤 聖文
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年11月25日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784047035850
日清戦争、日露戦争、満洲事変、日中戦争……「国民」は戦争の中で創られた
開国から明治維新の近代国家創設、日清・日露戦争を経て植民地帝国への拡大、満洲事変から日中戦争、第二次世界大戦敗北による帝国崩壊まで……。日本は、アメリカ・フランスのような理念型ではなく、民族型の国民国家を形成し、天皇中心の国体に収斂してしまった。国民による戦争への積極的な関わりにも注目。「国民」をキーワードに、日本近代史を解明し、単純な支配・被支配関係ではない国民国家・日本の実像に迫る。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
序 章 国民国家日本を考える
第一章 明治維新と「国民」創りの始まり
第二章 創り出される「国民」意識
第三章 多様化する国民国家と新しい「国民」
第四章 変容する国民国家
終 章 「国民国家」の創り直し
第一章 明治維新と「国民」創りの始まり
第二章 創り出される「国民」意識
第三章 多様化する国民国家と新しい「国民」
第四章 変容する国民国家
終 章 「国民国家」の創り直し
「国民国家と戦争 挫折の日本近代史」感想・レビュー
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近代日本国家の成り立ちがよくわかる。22頁。日本の国民国家を考える上で「天皇」の存在は無視することはできない。国民国家はそもそも人工的に創られたものであるため、構成員である国民に一体感をもたらす接着剤の …続きを読む2020年12月22日18人がナイス!しています
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明治維新~アジア・太平洋戦争の敗戦という日本近代史を、「国民」の創成と、国家の国民を統制しようとする意思と、国民が国家を制御しようとする意思の緊張関係を主軸にして論じる。著者自身が「高校教科書程度の内 …続きを読む2018年04月20日17人がナイス!しています
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本編はおもしろかったのに、どこか大衆蔑視の雰囲気漂う「むすびにかえて」。2019年04月09日1人がナイス!しています