直木賞選評より
文句がつけようもないほど、スピード感があって面白い。
── 北方謙三氏(選考委員)
もはや職人芸の世界であり、エンターテインメントとして過不足がない。
── 髙村薫氏(選考委員)
スピーディな展開でいっきに読ませる。登場人物のキャラクターと会話のいきいきとして、魅力的なことといったらどうだろう。
── 林真理子氏(選考委員)
漫才のよう、と表現する人もいるだろうが、実際の漫才で、これほど多重に練り込まれたやりとりを私は耳にしたことがない。
── 東野圭吾氏(選考委員)
ここ十年でいちばん愉快で愛嬌のある小説
── 宮部みゆき氏(選考委員)
書評家からも、賞賛の声
ミステリ史上最凶のコンビといえば、本作のふたり。その基盤となる設定をひっくり返した、大胆極まりない作品だ。
── 千街晶之氏(ミステリ評論家・「本の旅人」2014年2月号)
スピーディーな展開、炸裂するバイオレンスに読者は我を忘れるだろう。
── 中辻理夫氏(文芸評論家・「週刊実話」2014年6月5日号)
「疫病神」シリーズ紹介