代償

ドラマ化作品

2016年啓文堂大賞 文庫大賞

代償

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784041039922
label

ドラマ化作品

2016年啓文堂大賞 文庫大賞

代償

  • 著者 伊岡 瞬
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784041039922

同じ家で育った二人の少年。一人は弁護士に、一人は犯罪者となった。

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか? 衝撃と断罪のサスペンスミステリ。 平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか? 衝撃と断罪のサスペンスミステリ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

おすすめコメント

悪の化身・達也の人物造形力が凄まじい。
もしも自分が出会ってしまったら、と震撼必至。
それでいて救いもある、まさに傑作!
――藤田香織さん(書評家) 「パピルス」2014年6月号より

メディアミックス情報

Hulu『代償』11/18(金)配信開始

「代償」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 世田谷区の西のはずれ、戸建ての団地で暮らす一家に悲劇が・・火災事故で両親を失った恵輔は、その時来ていた登園の達也の両親に引き取られる。達也や養母のいじめ、悲惨な少年期を耐えた圭輔は、親友寿人の叔父手島 世田谷区の西のはずれ、戸建ての団地で暮らす一家に悲劇が・・火災事故で両親を失った恵輔は、その時来ていた登園の達也の両親に引き取られる。達也や養母のいじめ、悲惨な少年期を耐えた圭輔は、親友寿人の叔父手島夫妻に助けられ、白石法律事務所弁護士となった。ある日、板橋区の丸岡運輸、強盗致死事件が発生、被告は達也だった。圭輔がかつて心底から憎いと思った唯一に人間達也から弁護の依頼、それは達也の圭輔を破滅に導く恐ろしい罠だった・・殺人、レイプ、他人を操り自分は手を汚さない達也への代償とは、変わらぬ寿人の友情はさわやか。 …続きを読む
    たっくん
    2017年07月25日
    671人がナイス!しています
  • のっけから胸糞な展開で嫌だった。2人が成長し再会しての展開もますます胸糞で嫌だった。ラストで明かされる事件の真相もやっぱり胸糞で嫌だった。こんな胸糞な話を嫌々読まされている自分が嫌だった。エピローグは のっけから胸糞な展開で嫌だった。2人が成長し再会しての展開もますます胸糞で嫌だった。ラストで明かされる事件の真相もやっぱり胸糞で嫌だった。こんな胸糞な話を嫌々読まされている自分が嫌だった。エピローグは取って付けたようで最も嫌だった。早くも今年のワーストは決まってしまった。あー嫌だ嫌だ。 …続きを読む
    青乃108号
    2023年06月16日
    594人がナイス!しています
  • 「あ”~~やっぱりこうなっちゃうのかな、苦しいなぁ、辛いなぁ」で断念しようかと思いましたが、達也のヤロウが許せなくて最後まで読みました(?)。ヤロウの代償については著者の方がよっぽど感情移入し過ぎてい 「あ”~~やっぱりこうなっちゃうのかな、苦しいなぁ、辛いなぁ」で断念しようかと思いましたが、達也のヤロウが許せなくて最後まで読みました(?)。ヤロウの代償については著者の方がよっぽど感情移入し過ぎているのではないかと思うくらい壮絶で、スッキリするというより少し引いてしまいました(だって息の根止めないんですよ!)。ところで弁護士先生よ、美人先輩と温泉旅行に行く前に必ず美課の墓参りに行きなさいよ。 …続きを読む
    ehirano1
    2018年11月03日
    591人がナイス!しています

powered by 読書メーター

著者紹介

伊岡 瞬

1960年東京生まれ。日本大学法学部卒。
広告会社勤務。2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー。
著書に『145gの孤独』『瑠璃の雫』『教室に雨は降らない』など。

この著者の商品

最近チェックした商品