- 著者 谷崎 潤一郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年03月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784044000783
痴人の愛
- 著者 谷崎 潤一郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年03月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784044000783
谷崎の耽美主義が最も発揮された代表的作品。解説・島田雅彦
「つまりナオミは天地の間に充満して、私を取り巻き、私を苦しめ、私の呻きを聞きながら、それを笑って眺めている悪霊のようなものでした」 独り者の会
社員、譲治は日本人離れした美少女ナオミに惚れ込み、立派な女に仕立てやりたいと同居を申し出る。我儘を許され性的に奔放な娘へ変貌するナオミに失望しながら、その魔性に溺れて人生を捧げる譲治の、狂おしい愛の記録。谷崎の耽美主義が発揮された代表作。解説・島田雅彦
社員、譲治は日本人離れした美少女ナオミに惚れ込み、立派な女に仕立てやりたいと同居を申し出る。我儘を許され性的に奔放な娘へ変貌するナオミに失望しながら、その魔性に溺れて人生を捧げる譲治の、狂おしい愛の記録。谷崎の耽美主義が発揮された代表作。解説・島田雅彦
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「痴人の愛」感想・レビュー
-
表紙がまた印象的な絵になっていたので再読。私の正直な感想としては昔の作品ながらこんなにも女性に尻にしかれる作品をここまで赤裸々に描き上げるのはすごく感じた。河合がやたら優しくしてて今の軟弱と言われる男 …続きを読む2016年10月15日339人がナイス!しています
-
角川文庫で再読です。何処までも淫靡な世界ながらも美しさを感じずにはいられません。偶然の出会いで共に生活を始めた譲治とナオミ。可憐な美少女だったナオミは全てが許されていたが故に性的に奔放な娘へと成長して …続きを読む2016年11月30日103人がナイス!しています
-
2018年241冊め。新潮文庫で初読。再読。再び「君たちずっとやってなさい」と言ってやりたくなる。初読時よりナオミに対する苦手感は薄れてきた。2018年06月30日92人がナイス!しています