- 著者 石持 浅海
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年12月02日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784041037331
罪人よやすらかに眠れ
- 著者 石持 浅海
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年12月02日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784041037331
この館に、業を抱えていない人間が来てはいけないんです。
訪れた者は、この場所で自らの業と向き合う。それは揺らがぬ、この《館》のルール。
「この館に、業を抱えていない人間が来てはいけないんです」
北海道札幌市、中島公園のすぐそばに不思議な《館》がある。
公園と同じ名の表札を掲げるその建物に、吸い寄せられるように足を踏み入れた客の境遇はさまざまだ。
「友人と、その恋人」を連れた若者、
「はじめての一人旅」に出た小学生の女の子、
「徘徊と彷徨」をせざるを得ない中年男性、
「懐かしい友だち」を思い出すOL、
「待ち人来たらず」に困惑する青年、
「今度こそ、さよなら」をするために過去をひもとく女性……。
そして彼らを待ち受けるのは、北良(きたら)と名乗るおそろしく頭の切れる男。
果たして迷える客人たちは、何を抱えて《館》を訪れたのか?
ロジックの名手が紡ぐ、6つの謎。
まったく新しい《館》ミステリ、ここに誕生!
「この館に、業を抱えていない人間が来てはいけないんです」
北海道札幌市、中島公園のすぐそばに不思議な《館》がある。
公園と同じ名の表札を掲げるその建物に、吸い寄せられるように足を踏み入れた客の境遇はさまざまだ。
「友人と、その恋人」を連れた若者、
「はじめての一人旅」に出た小学生の女の子、
「徘徊と彷徨」をせざるを得ない中年男性、
「懐かしい友だち」を思い出すOL、
「待ち人来たらず」に困惑する青年、
「今度こそ、さよなら」をするために過去をひもとく女性……。
そして彼らを待ち受けるのは、北良(きたら)と名乗るおそろしく頭の切れる男。
果たして迷える客人たちは、何を抱えて《館》を訪れたのか?
ロジックの名手が紡ぐ、6つの謎。
まったく新しい《館》ミステリ、ここに誕生!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「罪人よやすらかに眠れ」感想・レビュー
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連作短編集。安楽椅子探偵モノ。なんか石持さんというより麻耶さんっぽい作品だなぁ。2015年12月17日157人がナイス!しています
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札幌中嶋公園近くの大きな館、そこには業を抱えた人間が吸い寄せられる、訪れた人の話を聞きながら矛盾店をつき謎を解いていく謎の美貌の青年、石持さんらしい不気味で鋭い6つの謎、業を背負った人々のその後が気に …続きを読む2016年05月18日108人がナイス!しています
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読了。ある館に誘われる「秘密」を持った人たちと住人の物語。短編連作。一章は様子見ということで、ふむふむと流せましたが、章を重ねるごとに饒舌な語り手に辟易し、ただ容姿端麗と書かれただけで深みのない館の住 …続きを読む2017年04月19日85人がナイス!しています