- 著者 佐藤 いつ子
- イラスト 佐藤 真紀子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年04月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784041036266
駅伝ランナー2
- 著者 佐藤 いつ子
- イラスト 佐藤 真紀子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年04月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784041036266
親子で読もう! 全国の名門中学国語問題に使用される本!
走哉にとって初めての公式戦は、散々な成績で終わったが、同じ大会で皆の注目を集めたランナーがいた。一か月後、同じ学年に転校してきたのが、そのランナーだと知り、早速陸や部長の田村は彼(一心)を陸上部に勧誘するが「走るのはやめた」と取り付く島もない。前の学校で、才能ゆえにコーチから特別扱いされ部の中で孤立していた一心は、幼馴染が貧困から犯した万引きの罪を被ったことで、学校中の誤解を受け、走る意欲を無くしていた。「なぜあんなに才能があるのに走らないんだ」事情を知らない走哉に、陸は一心とは通じるものがありいいライバルになる、というが意味が解らない。少しでも一心に近づきたいと、部活後自主トレを続けるが、走り過ぎて貧血を起こしてしまう。それを助け起こしたのは、一心だった。近所で偶然、走哉の自主トレを見かけて目を離せずにいたのだ。陸上の基礎力の話をして、走り過ぎてもダメなんだと話す一心。翌日、陸が一心を部活に誘うが田村たちと衝突してしまう。帰り道が一緒になった走哉に、一心は「おまえには他のスポーツの方が向いてる」というと、走哉は一心の目を強く見つめ、「走るのが好きだっていう気持ちは、誰にも負けない」と語るのだ。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
・デビュー戦(走也)
・デビュー戦(一心)
・ライバル
・デビュー戦(一心)
・ライバル