- 著者 桜庭 一樹
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年01月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041036235
無花果とムーン
- 著者 桜庭 一樹
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年01月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041036235
少女のかなしみが、不思議な奇蹟を起こす――胸に秘めた「ある秘密」とは?
18歳の少女・月夜の大好きなお兄ちゃんは、ある日目の前で突然死んでしまった。月夜はその後も兄の気配を感じるが、周りは誰も信じない。そんな中、街を訪れた流れ者の少年・密は兄と同じ顔をしていて……!?
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
おすすめコメント
月夜のくらくら揺れるような語りが胸に刺さります。すごく良かった!
―三上延さん/作家『ビブリア古書堂の事件手帖』
生者と死者の関係性を志向=思考し続けてきた桜庭一樹の新しい境地
―榎本正樹さん/文芸評論家
世にも奇妙で愛おしい、少女の祈りの物語。
―石井千湖さん/書評家
「無花果とムーン」感想・レビュー
-
全体的に息苦しさとか閉塞感漂う展開。月夜が当初と比べるとだんだんと追い込まれていく様は読んでいてなかなかに辛い。それだけに最後のイチゴ先輩など周りの人とのやりとりが良かったと思う。2016年02月28日43人がナイス!しています
著者紹介
桜庭 一樹(さくらば・かずき)
2000年デビュー。04年『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が、ジャンルを超えて高い評価を受ける。07年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。『GOSICK-ゴシック-』シリーズは人気を博し、長篇8巻短篇集4巻が刊行、アニメ化された。続刊として『GOSICK RED』『GOSICK BLUE』『GOSICK PINK』も刊行中。他の著書に『道徳という名の少年』『推定少女』『赤×ピンク』『ほんとうの花を見せにきた』『このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集』『少女七竈と七人の可愛そうな大人』『無花果とムーン』など。