- 著者 山口 謠司
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年05月12日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784046014146
〈ひらがな〉の誕生
- 著者 山口 謠司
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年05月12日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784046014146
日本語独特の表現を可能にした、〈ひらがな〉誕生の謎を追う!
日本独自の文字〈ひらがな〉によって、日本語はその表現の幅を大きく広げた。なぜ漢字だけではいけなかったのか? 万葉仮名から〈ひらがな〉の誕生まで、壮大な日本語の謎解きを楽しむ一冊。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「〈ひらがな〉の誕生」感想・レビュー
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ひらがなの誕生の裏側に漢学の家、菅原氏の衰亡があった。それは、又、遣唐使の廃止による中華文明の律令制から離れて行くことにつながる。藤原氏が日本的な文化とひらがなの誕生に、大きく関わったのは面白いことで …続きを読む2016年11月04日11人がナイス!しています
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日本語を作った男、上田万年では、旧仮名遣い漢文訓読みの守旧派・森鴎外の妨害にあい、言文一致の国語の近代教育は遅れ、夏目漱石の小説が言文一致の口語で実用の起点を作ったとあった。言文一致の国語は戦後となっ …続きを読む2016年07月31日8人がナイス!しています
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「ひらがな」の生まれる過程を追った本。漢文を読み下すための「カタカナ」では話し言葉を表現できないので、漢字の草書体をさらに崩して「ひらがな」が生まれる。日本語の持つ曖昧さとは、漢字カタカナだけでは表現 …続きを読む2017年09月12日1人がナイス!しています