- 著者 本川 達雄
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年01月10日
- 判型:
- 新書判
- 商品形態:
- 新書
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784040820507
人間にとって寿命とはなにか
- 著者 本川 達雄
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年01月10日
- 判型:
- 新書判
- 商品形態:
- 新書
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784040820507
生物学者が考える永遠に生きる方法
ヒトは本来40歳が寿命であり、現代人は膨大なエネルギーにより生かされている「人工生命体」だ。自らも老齢となった著者が人間にとっての寿命を思考。「私」だけの幸せを追及する現代社会にも一石を投じる異色作。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「人間にとって寿命とはなにか」感想・レビュー
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ナマコにはホロスリンという毒が体じゅうにあるという。サポニンの一種。細胞膜を壊す働きがある(20頁)。ナマコは死に際として、身体がきょくたんに軟らかくどろどろに溶けてしまう(34頁)。文化的サービスで …続きを読む2016年03月26日39人がナイス!しています
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「好き好き至上主義」(111頁、選好充足功利主義)は、テレビやインターネットと相乗的に蔓延してきたという指摘は納得してしまう。この十年位で寛容さは世の中からどんどん消えていると思う。生物多様性の否定は社会 …続きを読む2016年04月24日27人がナイス!しています
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「好き好き至上主義」が蔓延する現代。自分の好きなことを追求することに至高の価値を見出している。結果、様々な時間加速装置に莫大なエネルギーを使い環境問題が生じ、さらに時間環境までをも破壊している。人生1 …続きを読む2018年07月14日26人がナイス!しています