- 著者 真藤 順丈
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年01月30日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 352
- ISBN:
- 9784041035580
夜の淵をひと廻り
- 著者 真藤 順丈
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年01月30日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 352
- ISBN:
- 9784041035580
街の異変を解き明かさずにはいられない巡査が紐解くサイコ・ミステリ!!
職務質問と巡回連絡が三度の飯より大好きで、管轄内で知らないことがあるのが許せない、良く言えば“街の生き字引”、率直に言えば“全住民へのストーカー”。ある街のある交番で住民を見守るシド巡査のもとには、奇妙な事件が呼び寄せられる。魔のバトンが渡されたかのように連鎖する通り魔事件、過剰すぎる世帯数が入居したロッジ、十数年にわたって未解決のご当地シリアルキラー。市井の片隅には、怪物の巣食う奈落がひそかに口を開けている――。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「夜の淵をひと廻り」感想・レビュー
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非道な犯罪に遭遇するたびに、犯罪者よりも事件の背景から真相を探ろうとする交番勤務のシド巡査。この街のことを全て把握し事件を防ぎたいとする、端から見れば偏執的にしか見えない彼の信念と懐の深さが、多種多様 …続きを読む2019年10月06日140人がナイス!しています
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初読作家さん。実は著者がまだ作家としてデビューされる前に脚本兼演者をやられていた芝居に何度か足を運んだ記憶があります。その芝居も不思議感満載でしたが、本書も負けてない(笑)!架空の町山王子をこよなく愛す …続きを読む2017年10月10日133人がナイス!しています
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週刊文春のミステリーレビューで☆4.5の高評価だったため、読みました。真藤順丈、初読です。交番の巡査が主人公の連作短編集。どの登場人物もクセがあり、不思議な世界観です。中では尼崎の事件を想い出させる「 …続きを読む2016年05月18日133人がナイス!しています