「眩談」感想・レビュー
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文庫で再読です。眩暈を呼び起こすような不気味な日常の物語が8編収められています。匂うのは暗闇の世界、読んでいると歪んでいくような感覚に鳥肌が立ちました。それは物語の中で混濁する記憶の世界があるからでし …続きを読む2018年08月23日74人がナイス!しています
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京極ワールドにどっぷり浸かれました。本当にこの読んでる間、体にまとわりつくネットリ感がクセになります!『けしに坂』が怖かった((((;゜Д゜)))2015年12月31日50人がナイス!しています
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暗くねっとりとした恐怖。怪異といえばそうなのだけど、主人公たちがわりと認めないので"分からない、何かモヤモヤした存在"として書かれているのが特徴か。だからこそ不安感を煽られ、夢なのか現実なのか、こちらも …続きを読む2015年12月17日47人がナイス!しています
著者紹介
京極 夏彦(きょうごく・なつひこ)
1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュ
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